万が一クマに遭遇したら… 新潟県がYouTubeで対策紹介
県内でクマの出没が相次いでいることから、新潟県がクマと遭遇しないための対策や、遭遇した時にどんな行動をとればいいのかをまとめた動画をYouTubeで公開しています。
県によりますと、今年県内で8月までにクマを目撃したり足跡などが発見された件数は659件で、平成18年の統計開始以降最も多くなっています。
先月、妙高市下平丸の農道で近くに住む70代男性がクマとみられる野生動物に襲われ重傷を負いました。
こうしたなか、新潟県は、被害を防ごうと、クマと遭遇しないための基本的な対策や万が一、クマと遭遇した場合の対処法をまとめた動画を今月からYouTubeで公開し、注意を呼び掛けています。
動画ではクマに遭遇しないためには、山に行く時は単独行動は避け、ラジオや鈴など音の鳴るものを持ち歩くこと、家の周辺に生ごみを置いたりしないことなどを紹介しています。
また、クマに遭遇した場合、背中を見せず静かに後退することや襲われた場合は地面に伏せて腹、首、頭、顔面を守るよう呼び掛けています。
YouTube新潟県公式チャンネルで公開