【嫌味のないお世辞】リアリティを強調するほめ方とは?【相手のNOをYESに変える ズルい言い換え事典】
嫌味のないお世辞
文法を崩した方が信ぴょう性を増す
日本にはお世辞という文化があるため、ひとくちにほめると言っても、形式的に感じられてしまう場面が多々ある。
そのため、当たり前のほめ方をしても、相手からはお世辞なのだろうなと思われてしまう。そこで、少し通常とは違う表現方法を使うといい場合がある。
例えば服装をほめるとき「今日の服、かわいいね!」というシンプルな言い回しではなく「かわいい!この服!」のように倒置法を使ったり、「わあ、 すごい!」といった感嘆の言葉を強調することで、言葉に信ぴょう性を持たせることができる。
要するに形式的に用意された言葉ではなく、ありのままの素っぽい言葉こそうれしいものなのだ。
リアリティを強調するほめ方
倒置法を多用する
「素敵!」などの形容表現を先に持ってきて、情感を伝えることで言葉の信ぴょう性が増す。
感嘆詞を多用する
「わー!」や「なんと!」などの驚きを表現する感嘆詞を多用することも情感を伝えやすくなる。
【出典】『相手のNOをYESに変える ズルい言い換え事典』監修:齊藤勇