【インターネット口座から193万円が引き出される】新潟県十日町市で特殊詐欺被害、「ログインして確認してもらいたい」
十日町警察署
十日町警察署は、2月19日までに、特殊詐欺被害(架空料金請求詐欺)被害を認知し、現在捜査中であると発表した。
被害に遭ったのは、新潟県十日町市居住の70歳代男性。2月15日、男性が自宅でパソコンを操作していたところ、「ウイルス感染の警告画面」および連絡先の電話番号が表示された。
そして、70歳代の男性が表示された電話番号に電話したところ、実在するソフトウェア企業の従業員を名乗る男性から「ウイルス対策ソフトを入れる」などと言われ、指示に従ったところ、相手から遠隔操作されている状態となった。
さらに、「インターネットバンキングに異常がないかログインして確認してもらいたい」などと言われ、70歳代男性は自身の口座があるインターネットバンキングにログインし、相手から言われるがままにワンタイムパスワードなどを伝えた。
その後、別の男性に電話相手が替わり、「ウイルス駆除料金としてアップルカードを購入してもらいたい。3日後に現金で返すから負担はゼロになる」などと言われ、これを不審に感じた70歳代男性が、インターネットバンキングを確認したところ、口座から現金193万円が引き出されており、被害に気付いた。