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MCUタスクマスター、「アフリカ訛りの狂人」男性キャラで検討進んでいた ─ 『ブラック・ウィドウ』リック・メイソン役が演じる予定だった?

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(MCU)『ブラック・ウィドウ』(2021)では、原作コミックなどでナターシャ・ロマノフの宿敵として知られるヴィランのタスクマスターが実写初登場を果たした。の戦術をコピーする手強い敵として知られるキャラクターだが、実写版ではその正体が女性に改変。これはファンの間で賛否を招いた。

映画ではオルガ・キュリレンコが演じ、『サンダーボルツ*』にも登場してを迎えるこのヴィラン、実は『ブラック・ウィドウ』制作当初、リック・メイソン役のO・T・ファグベンルが演じる方向で話が進んでいたという。

ファグベンルは米にて、当初はタスクマスター役でオーディションを受けていたと明かしており、そのキャラクター像は「アフリカ訛りで、狂人って感じのキャラクター」だったという。映画版では無口だったが、より原作に近いイメージで設計されていたようだ。

「タスクマスターにはとても素晴らしいスピーチがありました。とても誇りに思えるオーディションでした。 あのスピーチは今もどこか奥にしまってあります」とファグベンルは思い入れがある模様。製作が進み、様々なバージョンが執筆される中で、彼のタスクマスターは取りやめになったという。

するとファグベンルは、製作陣から「メイソンというキャラクターがいるんだけど、演じてみないか」と持ちかけられ、これに承諾したことでリック・メイソン役に決まったようだ。「そういうわけで、僕が演じるはずだったタスクマスターは、『ブラック・ウィドウ』には存在しなくなったのです」。

メイソンは劇中でナターシャに裏で支援協力を施すサポートキャラクター。ドラマでも再登場を果たしている。

実現しなかったタスクマスターでファグベンルは、「僕がそれまでやったことないもの、僕が演じているのを誰も見たことがないもの」を表現していたという。「また機会があれば、あの狂人タスクマスターを引っ張り出して、スクリーンに登場させられるかもしれませんね」とファグベンルは加えており、何らかの形での実現に期待を寄せた。

『サンダーボルツ*』は大ヒット公開中。『ブラック・ウィドウ』はで独占配信中。

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