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アール・デコの空間に、鉄とガラスの現代アートが共演 ― 東京都庭園美術館「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」

アイエム[インターネットミュージアム]

東京都庭園美術館「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」会場 三嶋りつ惠の作品

装飾性豊かなアール・デコの空間を有する東京都庭園美術館で、現代美術の第一線で活躍を続ける二人の女性作家、青木野枝と三嶋りつ惠による展覧会が開催される。

青木野枝は、重い素材とされる鉄に向き合い、鉄を溶断する時にあらわれる内部の「透明な光」から様々なインスピレーションを得た作品を制作。

三嶋りつ惠は身の周りに溢れる光の表情に心を寄せ、自身のガラス作品を通して「光の輪郭」を描き出そうと試みてきた。

会場の東京都庭園美術館本館は、フランスで目にしたアール・デコの様式美に魅了された朝香宮夫妻が、自邸として1933年に建築。

各室ごとに様々な素材が用いられた個性的な空間に、二人は何度も足を運んで展示プランを策定。作家自身の手によって、鉄とガラスの作品が配置された。

「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」は東京都庭園美術館(本館+新館)で、2024年11月30日(土)〜2025年2月16日(日)に開催。観覧料は一般 1,400円など。

東京都庭園美術館「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」会場 三嶋りつ惠の作品

東京都庭園美術館「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」会場 青木野枝の作品

東京都庭園美術館「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」会場 青木野枝の作品

東京都庭園美術館「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」 (左から)青木野枝、三嶋りつ惠

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