思春期と反抗期は違う!それぞれの違いとは!?【12歳までに知っておきたい男の子のためのおうちでできる性教育】
思春期と反抗期って違うの?
思春期と同じくらい気になるのが、反抗期。どちらも家族と会話をしたがらない、不機嫌、イライラしているなど似ているところも多くあります。思春期と反抗期の違いはなんでしょうか。
思春期は、今までも解説してきたように大人になるために体と心が大きく成長する時期のこと。第二次性徴も含まれます。思春期は、誰にでも訪れます。
一方、反抗期は2回あるといわれています。2歳前後にあるイヤイヤ期が1回目の反抗期。このときに思いっきりあばれさせておくと、そのあと2回目の反抗期のときは軽くてすむはずだという考え方もあります。
2回目の反抗期は。中学生や高校生の頃に訪れます。「うざい」「だるい」「めんどくさい」などといったり、常にイライラしていたり、親に反抗的な態度をとるようになります。ただし、この2回目の反抗期は誰にでもあるということはなく、個人差があります。反抗期がなかったという場合もあるのです。
反抗期がないといけないのでしょうか。昔は、親子での価値観のズレが大きく、親がその価値観を子どもに押し付けてくることに反抗する傾向にありました。最近は、「友達親子」という言葉もあるくらい親子の価値観が近くなってきていて、それほど反抗しないという子どもも増えているという見方もできます。
思春期・反抗期
【出典】『12歳までに知っておきたい男の子のためのおうちでできる性教育』著: 高橋幸子