NYタイムズ記者が食べたくても食べられなかった富山グルメ…裏すぎる! ウマすぎる!!【URA DAILY STAND】“幻のフィッシュタコス”
2025年1月。アメリカの「ニューヨーク・タイムズ紙」が「2025年に行くべき52か所」を発表し、日本からは富山と大阪が選ばれて大きな話題になりました。
富山市からは、国内外から観光客が訪れる富山市ガラス美術館やおわら風の盆などの定番スポットや行事、さらに市内の知る人ぞ知る喫茶店やビストロなどが紹介されました。
でも、記事を書いたクレイグ・モドさんによると、まだまだ富山には魅力がいっぱい! 紙幅の都合で割愛した場所や紹介したかったけれど掲載できなかったところがあったようです。
今回はそんな中から、クレイグさんが何度も訪ねながらも口にすることができなかったという富山の裏通りにある隠れ家バーの絶品グルメを紹介します。
繁華街の裏道にある知る人ぞ知る店「URA DAILY STAND」
クレイグさんが富山に滞在していた間、その噂を聞きつけて「食べたい!」とチャレンジすること約5回。食べたい、食べたいと憧れながら、すれ違い続きでついに食べられなかったと悔しがるのが、隠れ家のようなスタンディングバーのあるメニューです。
その店があるのは、富山駅から歩いて7分ほど。県庁前公園からほど近い駅近くの繁華街です。
細い路地を入っていくと…
郵便ポストや室外機などが並ぶ裏道に、渋いドアが現れました。
その名も「URA DAILY STAND」。
小さな看板と、店の入り口扉にある「URA」の文字が目印のスタンディングバーです。
小さな空間で店主と客が交流するスタンディングバー
店内は、こんな感じ。
小さな空間に厨房とテーブル、ほっそりとした控えめなカウンターがあるだけです。
ここで常連客や知らない客同士がお酒を嗜みながら会話を交わします。まさに知る人ぞ知る隠れ家のような店です。
クレイグさんが恋焦がれた“幻”のフィッシュタコス
そんな「URA」でクレイグさんが何度もチャレンジするも、ついに食べることが叶わなかった“幻のタコス”がこちら。
「フィッシュタコス」です。
タラのフライに、スパイシーなチリマヨソースをかけた一品料理です。
賽の目に刻んだフレッシュなトマトと紫玉ねぎのみずみずしい食感、酸味と辛みがちょうどよく、添えられたライムをキュッとしぼるとさらにさわやかな香りがプラスされておいしく味わえます。
ほどよい酸味や鼻の奥を抜けるような爽快感はお酒にもよく合う味で、スタンディングバーならではの1皿です。
人気のポークタコスも
クレイグさんはフィッシュタコスを探し求めていましたが、実は「URA」の1番人気はポークタコス。
ガブっとかぶりつくと、口いっぱいに香ばしい豚肉のうま味とフレッシュなサルサソースが広がります。
およそ5坪のコンパクトな空間。
心地よい距離感でお酒と料理を楽しむことができる、クレイグさんが惚れ込んだ店。気の置けない仲間と過ごす貴重な時間になりそうです。
“紹介しきれなかったオススメの店”はほかにも…
このほかにも、クレイグさんがNYタイムズ本紙では紹介しきれなかったというオススメの店があります。
クレイグさんのようにのんびりとまち歩きを楽しみながら、お気に入りの店を探してみると楽しそうですね。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2025年2月7日放送
記事編集:nan-nan編集部
【URA DAILY STAND】
住所 富山県富山市内幸町2−3−008ふんすい横丁
営業時間 16:00~25:00
定休日 日・月・火曜(予約で営業可)