【出雲駅伝】初の三大駅伝は「練習の方が緊張感があったので楽しく走らせてもらいました」 國學院大學・野中恒亨選手(2年)レース後インタビュー
三大駅伝初出走で4区区間賞! 國學院大學・野中恒亨選手(2年)のレース後の取材です。
――優勝、そして4区区間賞おめでとうございます。
「ありがとうございます」
――自身の走りを振り返ってどうでしたか?
「(3区の)辻原(輝、2年)が良い位置で持ってきてくれて(1位が)見える位置だった上に、監督からも自分で追いかけろと言われたので、絶対追いついてやるぞという気持ちで走れたのはすごく良かったです。もっと攻めた方がよかったのかなとは思いつつ最後まで伸びきれたし、自分の中では冷静さも併せ持つことができたのでいいレースができたんじゃないかなと思います」
――競った展開で走ったことというのは心理的にはどうだったのか?
「監督が言っていた通りの展開だったので全くビビッてなかったというか、先輩たちが強すぎて、自分が焦ったところで負けるチームではないと思っていたので、練習の方が緊張感があり怖かったので最初の4kmくらいからは笑っていられるくらい楽しく走らせてもらいました。ずっとリラックスしてできました」
――強心臓ですね?
「そんなに強くはないですが、ここのメンバーで走らせてもらえたということ(メンバー選考)の方が、このような大舞台に立つことよりもすごく苦しかった部分があったので、それが自信になったかなと思うし、ビビらず行けた理由かなと思います」
――後ろにいい形でつなげられたのではないでしょうか?
「欲を言えば(自分で)追いついて抜いてしまいたかったが、(1位を)確実に抜くことができるだろうという位置で渡すことができたので、そこは自分の仕事ができたと思います」
――今後に向けて一言お願いします。
「平林(清澄、4年)キャプテンの下、チームとしての最大の目標は箱根駅伝で優勝するということで、箱根は長くタフになっていくと思います。3週間後には全日本も控えていますし、もっともっと状態を上げていって、もっと強い國學院を示せるように個人としてレベルアップしていきたいと思います」