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大野海岸の投げアナゴ釣りで本命「ツ抜け」を達成!【愛知】アワセのタイミングが鍵

TSURINEWS

アナゴ(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

2024年の最後の釣行は愛知県の大野海岸周辺を選んだ。午後8時に自宅を出発。締めくくりにアナゴを釣りたい。気温は5度なので完全防寒の装備で臨む。ここ3回の釣行は北西が吹き荒れる大荒れの天候だったが、当日は願いがかない穏やかな状況だった。これだけ穏やかだと穂先の反応がよく分かるので、面白い釣りができるとワクワクする。

大野海岸でアナゴ釣り

釣り場周囲を見渡すと、海は穏やかなのに釣り人は私だけ。年末の忙繁期、人間側の都合だろう。でも魚にとっては無関係。アナゴは待っていてくれるはずだ。

釣り開始は午後9時30分ごろ。2本サオを出し、風の影響はないと判断してオモリは15号を選択。エサはアオイソメだ。

当日のタックル(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

海穏やか穂先の変化に集中

仕掛けを投入して穂先のライトを注視する。風がないためちょっとの反応でも敏感に動くが、仕掛けを上げるとエサをかじるだけで掛からない。食いが浅いのか。少々様子を見てアタリが継続するようならアワセを入れ、重量感があったら上げることにした。

釣り座風景(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

早アワセの空振りが続いたためアタリがあっても放置する。そして2分くらい続いた後、サオが大きく曲がったのを見てアワセを入れて魚を掛けた。良型のマアナゴをキャッチ。これで順調に釣れる感触をつかんだ。

2匹目もアタリがあってもすぐにはアワせず、大きくサオが曲がったところでアワせてゲット。ハリ掛かりしないのはおそらくゲストだろう。正体は分からなかったが、途中から頻繁にエサだけ取られてしまった。

年末もアナゴは順調(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

ツ抜け達成して2024年釣り納め

深夜0時に納竿した。順調に釣れたとはいえ、開始が遅かったのでそんなに釣れていないと思っていたが、ちょうど10匹。ツ抜け達成をもって2024年を終了した。

生きたままお持ち帰り(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

新子の3匹はリリースして7匹持ち帰った。前回同様バケツに海水を入れ、ブクブクを入れて生きたまま持ち帰り、家で氷締めにしてさばく。大みそかの年越しそばにアナゴの天ぷらとして添えることができた。

年越しそばにアナゴの天ぷらを添えた(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

毎回アナゴの数釣りが楽しめるこの場所は、貴重でかけがえのない釣り場(自然)だ。今後も釣りができることを望みたい(守りたい)。四季に合わせた旬の魚を釣って食べた2024年。良い年になった。

<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年1月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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