千葉に住んでたノーマン・リーダス「日本じゃスーパースターだ」 ─ 「山本耀司とも仲良くなったし、チームラボの人とも知り合いになった」
「ウォーキング・デッド」シリーズなどでお馴染みのノーマン・リーダスはかつて千葉県本大久保に住んでいたことがあった。出演最新作『ザ・バイクライダーズ』へのインタビューで、日本への想いを語っている。
リーダスはインタビューで、「大阪コミコンに参加し、宣伝のためにテレビ出演もした」と2024年の来日時を振り返る。日本での人気が高いことを伝えると、「日本じゃスーパースターだ。冗談です」と笑顔をみせた。
「『デス・ストランディング』を小島秀夫と制作しました。もう5年ほど経ちます。それから山本耀司とも仲良くなったし、チームラボの人とも知り合いになった。新しいミュージアムに行きました。アブザビ・ヒルズだっけ?(アザブ・ヒルズです)それだ!とても感動しました。圧倒されましたよ。帰国前に、別のミュージアムにも行きました。名前はチームラボ プラネッツだったかな。クールでした。」
日本について「大好きな国だから、また行きたいです。最高の国」と語るリーダスが出演する『ザ・バイクライダーズ』は、アメリカの写真家ダニー・ライオンが、60年代シカゴに実在したバイク集団”Outlaws Motorcycle Club (アウトローズ・モータサイクル・クラブ)” の日常を描写した写真集「The Bikeriders」(1968年初版)にインスパイアされた映画。
舞台は1965年アメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシー(ジョディ・カマー)が、出会いから5週間で結婚を決めた男は、喧嘩っ早くて無口なバイク乗りベニー(オースティン・バトラー)だった。地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら、群れを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は異彩を放っていた。バイカ―が集まるジョニーの一味は、やがて“ヴァンダルズ”という名のモーターサイクルクラブへと発展するが、クラブの噂は瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていく。
その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していた。一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していた。そんななか、暴走が止まらない“ヴァンダルズ”で最悪の事態が起こってしまう──。
日本大好きノーマン・リーダスが放浪のバイカー・ソニーを演じる『ザ・バイクライダーズ』は2024年11月29日(金)TOHOシネマズ シャンテ、ホワイトシネクイント他全国ロードショー。