住民と事業者が協働で清掃 まち美化キャンペーン
多摩市は5月15日から19日にかけて、地域の清掃を行う「春のまち美化キャンペーン」を市内各地で行った。5月30日が「ごみゼロデー」ということもあり、市内ではその前後の期間に自治会や管理組合などで清掃活動が行わており、春のキャンペーンはその一環。
同キャンペーンでは清潔なまちづくりをめざし、ポイ捨て防止などの環境美化とごみ減量啓発のため、市民や市民団体、地元事業者らが協働して、駅周辺の清掃活動を行う。春のキャンペーンのほか、11月にも秋のキャンペーンが開催されている。
期間中は、唐木田駅周辺や多摩センター駅周辺、聖蹟桜ヶ丘駅周辺といった場所で行われ、それぞれの近くに事業所を構える民間企業やボランティア団体、住民らが参加。ごみ袋やトングを持って、ペットボトルや空き缶、たばこの吸い殻などを拾っていった。
また、市の職員は駅利用者などに啓発物を配り、ごみの削減を訴えていた。市の担当者は「ごみゼロデーもまち美化キャンペーンも参加してくれる皆さまのおかげで、まちをきれいにしようという意識が浸透している。まちがきれいになると、地球環境を守ることはもとより、地域の防犯にもつながると思う」と話していた。