SNSでふるさとに恩返しを!上越市 定住支援コーディネーターに草野久美さん採用
移住者の呼び込みや定着をサポートする定住支援コーディネーターに上越市牧区にUターンした草野久海さんが採用され、2日(月)に上越市役所で辞令が交付されました。
定住支援コーディネーターに採用されたのは、上越市牧区出身の草野久海さん(29)です。17歳のときに家族と一緒に千葉県に移住し、IT企業の会社員や保育士として働いていました。結婚、出産を経て子どもを自然豊かな故郷の牧区で育てたいと思うようになり、今年3月に家族と一緒にUターンしました。
草野久海さん
「子育てをするにあたって、牧区は人も温かくて過ごしやすく本当に良いところだと思った。帰りたいと思って移住した。子育てしてるからこそわかるところをアピールしていきたい」
草野さんが活動する場所は故郷の牧区です。牧区総合事務所に勤務しながら、自然豊かな地域の魅力や人と人とが触れ合う温かさなどをSNSで発信することにしています。また区内で行われる田植え体験など、移住者向けのイベントを告知して、参加者を増やす取り組みも進めます。
草野久海さん
「自分が大好きで帰ってきた牧区なので、牧区の良さを皆さんに伝えていきたい。水もきれい、空気もおいしい、景色もきれい。そういうところを伝えていきたい」
定住支援コーディネーターは人口減少が進むなか、上越市が持続可能な地域づくりを目指して今年度から始めた新しい制度です。4月に大島区に埼玉県から移住した加藤広子さんが採用されていて、草野さんは2人目です。
中川市長
「地域密着でやらないといけない仕事。色々な情報を地域の人に聞いて、任務に努めてもらいたい。移住された人を受け入れていかないといけないので、移住者と地域住民の間を取り持ってもらいたい」
任期は今月2日から1年間で、最長5年まで更新することができます。