東京ばな奈の「無人販売所」がとても便利! 最短30秒以内でお土産調達できるので、新幹線乗車前でもイケる!
東京銘菓といえば「東京ばな奈」である……と、私(佐藤)は思っているが、定番中の定番すぎて、帰省する際に私(佐藤)はあまり買わない。なぜなら、家族はもう飽きているからである。「またそれ?」と言われることが目に見えているのだ。
とはいえ、東京ばな奈が銘菓であることに変わりはない。いざとなったら、コレを買うと決めている。先日も遠方の人に会いに行く機会があり、土産を準備し忘れたことに新幹線のホームで気づいてしまった。
やべえ、乗り遅れる! って時に、私は偶然、東京ばな奈の無人販売所を発見した。こんなのいつの間に導入されたんだ!?
・東京駅のホームで発見
今年は本当に出かける遠方に出ることが多い。通年であれば帰省を除いてせいぜい1回、もしくは2回程度のところ、今年は東海地方を中心に、すでに7回も遠征している。また東京駅のホームで新幹線の顔を見ることになるとは……。
今回はどんな人と景色に会えるのだろうか? なんて、旅先に思いを馳せていたのだが、お土産を買うのを忘れていた。ヤバい、あと10分もない。土産物を吟味する十分な時間がないぞ。困った!
ふと見ると……売店発見! しかし人のいる気配がないぞ。「TOKYO BANANA express」だと。これはもしや、無人販売所か?
後に調べたところ、2024年4月に東京駅の16・17番線ホームにオープンした対面型無人店舗だった。「株式会社TOUCH TO GO」が提供する無人決済システムを導入したトライアル店舗とのこと。
利用方法はとてもシンプル。点線エリアに入って商品を取り、会計をしてエリアから出る。以上だ。
点線エリアというのは、床の黄色いエリアに青い点線の描かれた部分を指す。上部カメラで利用客を検知しているらしい。
ショーケースにはセンサーを設置しており、取った商品を判別しているそうだ。
それで8個入りの商品を1箱取り、セルフレジの前に立つとすでに商品リストに手にした商品が挙げられている。バーコードをスキャンする必要すらない。リストに間違いがないことを確認して、画面の「次へ」をタッチしてお会計。
決済は現金不可、その代わり、クレジットやQR決済、ICカード・電子マネーに対応している。
私はSuicaでお会計。端末にタッチして決済完了である。持ち運び用の紙袋を1つ頂いて、土産の調達完了! その間、約1分。こうして土産を携えて、無事に新幹線に乗車することができたのであった。
とても優れた仕組みなので、東京ばな奈のほかにも商品のラインナップを大幅に増やして頂きたい。そうしないと、私は「またそれ?」と言われるハメになるので。商品販売関係者の皆さま、何卒、よろしくお願いします。
参考リンク:PRTIMES
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24