【悲報】ピザハットの「飲めるピザ」が全然飲めなかったでござる / ただしめっちゃウマい
2025年1月、ピザハットが『飲めるピザ』の発売を開始した。一般的に「飲める○○」はドリンクであることが多いが、ピザハットのそれはもちろんピザである。
ほほう、飲まれるために生まれてきたピザとはイタリア人もビックリであろう。ならばゴクゴク行っちゃうまで! というわけで『飲めるピザ』を張り切って飲んでみることにした。
・チーズたっぷりピザ
2025年1月18日(土)~3月9日(日)まで、期間限定で発売されるピザハットの『飲めるピザ』。テイクアウト価格は1180円~、そしてデリバリー価格は1400円~となっている。
発表によると『飲めるピザ』は「ピザハット史上最大級のチーズ量を誇る新商品」とのこと。要するにチーズたっぷりで「ゴクゴク飲めちゃいそうなピザ」ということなのだろう。
とはいえ、ぶっちゃけた話をすると、どうせ『飲めるピザ』は飲めやしないし、ピザハットもまさか飲むヤツがいるとは思っていないハズ。あくまで『飲めるピザ』は商品名に過ぎない。
・飲んでみよう
……が、ゴクゴク行けないとしても“飲める度”がどれだけ高いかは気になるところ。そこで至って真剣に『飲めるピザ』を飲んでみることにした。
ルールは簡単で「咀嚼NG」を守ればOK。飲めるピザを名乗る以上、歯など必要あるまい。だがしかし、私の挑戦は『飲めるピザ』を見た瞬間に幕を閉じた。
ピザやん。
普通にピザやん。
終ーーー了ーーーーーー
・明らかに飲めない
正直、多少はチュルチュルいけちゃうピザを期待していたのだが『飲めるピザ』の割には生地の存在感が強すぎるだろ……! 飲んだら普通にノドが裂けかねない。
ただし、ピザの具の部分は確かにジューシーで、通常のピザとは比にならないほどトロットロ。そうか、正確には「具が飲めそうなピザ」なのか。もうちょい生地も頑張って欲スィ。
……が、味に関しては「かなりウマい」と申し上げていいのではないだろうか? というのも「飲める」は大げさにしても、トロトロ食感が実にユニークなピザなのである。
チーズというよりはチーズソースはジューシーでありつつ、具の無い生地の部分はカリッカリ。当初は「耳丸見え」と思っていたが、ソフトとハードの食感を楽しめるよう計算されているようだ。
・正直ウマい
なお、今回は注文したのはデリバリー価格1400円の「MY BOX 特製ミートソース」で、サイズ的には1人前。ピザの他にはフライドポテトとナゲットが入っていた。
ピザ自体は1切れ1切れがかなりヘビーな仕上がりなので、1人で食べるならこのサイズで十分かもしれない。もちろん通常サイズのピザも用意されているぞ。
結果的に『飲めるピザ』は1ccも飲めなかったものの、ピザとしてはかなりハイクオリティであることが判明した。ピザハットの『飲めるピザ』は正確に言うと「具が飲めそうなほどトロトロなピザ」であった。
参考リンク:ピザハット
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.