トム・フェルトンが『ハリー・ポッターと呪いの子』でドラコ・マルフォイ役を再演 ─ 「僕は劇中のドラコと同じ年になる」
映画『ハリー・ポッター』シリーズでドラコ・マルフォイ役を演じたトム・フェルトンが、再び魔法ワールドに戻ってくる。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で同役を再演し、ブロードウェイデビューを果たすことが発表された。米などが報じている。
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舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、原作小説最終巻の19年後を舞台に、今や親となったハリー、ロン、ハーマイオニー、ドラコが、自分たちの子どもをホグワーツ魔法魔術学校に送り出す姿が描かれる。2016年にロンドン・ウエストエンドで初演され、2018年にブロードウェイに進出。2022年からは東京でも日本語版が上演されている。
フェルトンは2025年11月11日~2026年3月22日までの19週間にわたり、ブロードウェイ版でドラコ役を演じる予定。同舞台に映画シリーズのキャストが出演するのは、今回が初めてとなる。
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現在37歳のフェルトンは、「映画『ハリー・ポッター』シリーズに出演できたことは、人生で最も光栄な経験の一つでした。この舞台への参加は、僕にとって原点回帰のような瞬間になるでしょう。なぜなら今秋『呪いの子』の公演を始める頃には、僕は劇中のドラコと同い年になるからです」と声明で述べている。さらに、「再び彼の靴を履き、あの象徴的なプラチナブロンドに戻るなんて、まるで夢のような体験です。彼の物語を演じ切り、世界中の素晴らしいファンの皆さんと共有できるのが本当に楽しみです」と意気込みを語った。
舞台版のプロデューサーであるソニア・フリードマン&コリン・カレンダーも、「トムを『呪いの子』ファミリーに迎えられること、そして世界中の『ハリポタ』ファンに、彼がニューヨークの舞台でこのアイコニックな役を再演するという、一生に一度の特別な体験をお届けできることを嬉しく思います」とコメントを発表。「これはトムにとっても、ドラコにとっても原点回帰です。今回トムは大人になったドラコとして、親としての葛藤や遺産という複雑なテーマに向き合うことになります」と綴った。
フェルトンは映画『ハリー・ポッター』全8作でドラコ・マルフォイ役を演じたほか、映画『猿の惑星: 創世記』(2011)やドラマ「THE FLASH/フラッシュ」「MURDER IN THE FIRST/第1級殺人」「オリジン」などにも出演。また2022年には、ウエストエンドで舞台『2:22 A Ghost Story(原題)』に出演した。
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