「SHOGUN 将軍」シーズン2、2025年撮影開始予定 ─ 真田広之、受賞に「この意味は数年後にわかる気がする」
第76回(2024年)エミー賞で歴史上最多となる18部門に輝いたシーズン2が、1年後の2025年より撮影を始める予定であることがわかった。主演・プロデューサーの真田広之が受賞後インタビューで語った。
「SHOGUN 将軍」は1シーズン限りのリミテッド・シリーズとして制作されたが、世界的な反響を受けて異例のシーズン更新が決定。シーズン3までが予定されている。
アジア人初となる主演男優賞にも輝いた真田は、受賞後のインタビューにてシーズン2について「ライターズ・ルームがオープンし、ロケ地・スッタッフィングの話をしています」との状況を報告。シーズン1でジェームズ・クラベルによる原作小説を全て描き切ったため、シーズン2以降は史実に基づくオリジナル脚本となる。真田は、「『SHOGUN』のテイストに合ったものを選びながら、フィクショナル・エンターテイメントとして仕上げていきたい」と語り、撮影開始時期については「1年後を目指しています」と話した。
そのほか、真田広之、アンナ・サワイ(主演女優賞受賞)、平岳大(助演男優賞ノミネート)による受賞後インタビューは以下の通り。
真田広之:プロデューサー/吉井虎永役(作品賞、主演男優賞受賞)
チームメートがたくさん会場にいてくれたので、ひとりじゃない、みんなの代表としていただくという思いで壇上に上がりました。
この意味は数年後にわかる気がする。自分にとっても大きなことですが、今後の業界、若い俳優たちに大きな布石になるのではないかと。いろんな才能が海外に飛び出していくのをサポートしたい。
世界中から次も観たいという声をいただき、次(シーズン2)もやろうかという話になった。ライターズ・ルームがオープンし、ロケ地・スッタッフィングの話をしています。「SHOGUN 将軍」 のテイストに合ったものを選びながら、フィクショナル・エンターテイメントとして仕上げていきたい。1年後(の撮影開始)を目指しています。長い旅の始まりに今、立ったところ。70%が日本語のセリフの作品が、この結果に繋がったことは、(SHOGUNの物語を伝える)可能性が広がったと感じます。
アンナ・サワイ/戸田鞠子役 (主演女優賞受賞)
質問1)アジア人初の主演女優賞受賞という歴史的快挙について感想は?
アンナ・サワイ)夢のようで本当にまだ信じられてない、明日起きたら一回つねってみたいです。
質問2)今回の受賞を誰に伝えたいですか?
アンナ・サワイ)一番は母親です。今日も授賞式に一緒に来てくれてステージ上からも感謝の気持ちを伝えました。
あとは、日本人のコミュニティの皆さんと一緒に祝いたいです。
質問3)今後の女優としての目標は?
アンナ・サワイ)自分にとって意味のあるものを演じたい。「SHOGUN 将軍」のように、キャラクターが自分の一部になって、観てる皆さんが感じ取るものが大きい、
奥の深いキャラクターや物語を選んでいきたい
質問4)日本のファンへのメッセージを。
アンナ・サワイ)いつも応援して頂いてありがとうございます。これからも国境問わず色んな所で頑張って皆さんと一緒に盛り上げていきたいです。
平岳大/石堂役 (助演男優賞ノミネート)
質問1)エミー賞授賞式に参加されて、作品賞受賞の際、壇上に上がられていかがでしたか?
平岳大)しばらくの間、手が震えてました(笑)
質問2)「SHOGUN 将軍」、素晴らしい結果になっていますが、どのあたりが評価されたと思いますか?
平岳大)どのあたりでしょう…ミステリアスな部分、共感できる部分がいい具合にミックスされたからですかね。
質問4)受賞を受けて、日本でも盛り上がっていますが、日本のファンに向けて一言いただけますか。
平岳大)「SHOGUN 将軍」をまだご覧になっていない方は、是非でご覧ください!
「SHOGUN 将軍」はディズニープラスで配信中。