栄枝裕貴が45試合ぶりの3安打猛打賞で1軍昇格へアピール!坂本誠志郎,梅野隆太郎,長坂拳弥の阪神1軍捕手陣に割って入る存在として期待
栄枝裕貴が45試合ぶりの3安打猛打賞
7月27日、レクザムボールパーク丸亀で行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「6番・捕手」で先発出場した栄枝裕貴は、3打数3安打1四球。45試合ぶりの3安打猛打賞を記録し、1軍昇格へアピールした。
2回、1アウト1塁の場面で打席に立った栄枝裕貴は、広島カープ先発の野村祐輔の4球目140kmツーシームをレフトへヒットを放ち、出塁。
さらに、4回1アウト走者なしの場面で、栄枝裕貴は広島カープ2番手・遠藤淳志の8球目130kmスライダーをセンターへ運び、マルチヒットを記録した。
最後は、6回1アウト走者なしの場面で打席に立つと、栄枝裕貴は再び遠藤淳志の5球目141kmストレートをレフトへ弾き返し、3安打猛打賞を記録した。
栄枝裕貴の3安打猛打賞は、4月12日のソフトバンクホークス戦で記録して以来、45試合ぶりとなった。
1軍では、7月25日に豊田寛が出場選手登録を抹消となり、代わって24、25日の1軍練習に参加していた捕手の長坂拳弥が、26日に1軍へ再昇格し、阪神タイガースは藤田健斗を上げていた12~18日以来3試合ぶりに、再び捕手3人制に戻して後半戦をスタートさせた。
栄枝裕貴には、1軍では1球来るかどうかわからない甘い球を一発で仕留められる打撃を身につけ、チャンスに強い打者へと進化し、坂本誠志郎、梅野隆太郎、長坂拳弥が名を連ねる阪神1軍捕手陣に割って入る存在になってもらいたい。