横浜市立並木中学校で 落語家の桂三四郎さんが選挙の大切さ伝える
金沢区選挙管理委員会は2月19日、並木中学校=並木=で落語家の桂三四郎さんを招いた選挙啓発イベントを実施した。
若年層の投票率を向上させるため、未来の有権者により身近に選挙について考えてもらう目的で、20年以上前から実施している。今年は3年生を対象に約60人が参加した。
桂さんは「そうだ、投票に行こう!〜笑い溢れる、明るい未来〜」をテーマに講演。落語についての簡単な説明から、自身の高校時代の話、コロナ禍で経験した不安や孤独感についての話など、身近な話を交えながら、選挙について国民の意見が反映される貴重な機会であるということを伝えた。
参加した坂出奈央さんは「最初は選挙をあまり身近に感じていなかったが、自分の生活とつながっているということに気づいた。選挙は行かなければと思った」と話す。同校の榎田卓央校長は「我々教員とは違った角度から選挙の重要さについて伝えていただけてありがたい」と話した。