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西伊豆カヤックフィッシングで60cm級頭にカンパチ連発【静岡】ライトジギングで手中

TSURINEWS

カヤック釣行でゲット(提供:TSURINEWSライター伊佐文宏)

西伊豆のカヤックフィッシングで、60cm級のカンパチを筆頭に青物が次々とヒットした。今回は電動ジギングに挑戦しながら新しいジグの可能性を探った釣行だった。途中で連発したバラシも課題に対策を講じて克服した。深場の根回りや外洋エリアを攻め、ロマン溢れる西伊豆の海で得た手応えを紹介する。

西伊豆でカヤックフィッシング

2025年1月22日、西伊豆某所でカヤックを使ったスーパーライトジギング(SLJ)と電動ジギングを楽しんだ。天候はベタ凪で、小潮特有の緩やかな潮流が続く絶好のコンディションだった。澄んだ潮色に期待を寄せつつ、深場の根回りを中心に青物を狙う作戦を立てた。

西伊豆でカヤック釣行(提供:TSURINEWSライター伊佐文宏)

西伊豆の海は荒々しい岩礁地帯が特徴的で、通常の釣船では攻めきれないような場所もカヤックならアプローチが可能だ。今回は特に「電動ジギングに慣れること」と、「新しいジグの使用感を掴むこと」をテーマに据えた釣行となった。

タックル&ルアー紹介

今回はスピニングタックル、電動ジギングタックルの2つを用意した。

スピニングタックル

ロッド:シマノ 炎月 SS S72MH
リール:シマノ ツインパワー4000PG

電動ジギングタックル

ロッド:ネオステージDG J63B-2
リール:フォースマスター601

使用ルアー

TGベイト(60g 緑金半身グロー)
ジグパラTG(130g 赤金ゼブラ)
FKジグTG(110g 緑金)
FKジグ(150g MGブルピン)
ペブルスティック(150g ゼブラグロー)

ペブルスティックのゼブラ(提供:TSURINEWSライター伊佐文宏)

釣りのスタートはゆっくりと

前日の仕事でトラブルがあり、疲労困憊だった私は早起きする気力を失っていた。そのため、朝まずめを諦め、のんびりと西伊豆へ向かうことにした。愛用のGARMIN魚探は昨年末に不調に陥っていたが、部品交換で復活し、準備万端。魚探なしではやる気が出ない自分にとって、この修理完了はモチベーションを大きく押し上げてくれた。

現地に到着したのは9時半頃。遠い道のりに少々疲れを感じつつも、静かな海を目の前にして気持ちは一気に高まった。新年の釣行テーマとして掲げた「TGベイトへの依存を減らす」という目標を胸に、まずはFKジグTG(緑金・110g)を電動タックルにセット。根が複雑に入り組んだエリアで魚探を頼りに探りを入れることからスタートした。

40cmのオオモンハタをキャッチ

開始早々、魚探には活発な反応が見られた。しかし、FKジグや期待の新兵器であるMGブルピンに切り替えても、当たりは皆無。手応えがないまま時間が過ぎる中で、今日はTGベイトを封印するつもりだった気持ちが揺らぎ始めた。

オオモンハタ(提供:TSURINEWSライター伊佐文宏)

11時半、ついに我慢できずTGベイトを投入。すると、あっけなく40cmのオオモンハタがヒット。これには思わず笑ってしまった。やはり信頼できる道具に頼るのは間違いではないのだが、同時に「新しいジグを試す」というテーマが遠のいていくことに歯痒さを覚えた。

ホウキハタ&カンパチ手中

午後からはジグパラTG(赤金ゼブラ)で水深60mを攻めるも不発。再びTGベイトに戻ると45cmのホウキハタが顔を出した。心が折れかけながらも、電動ジギングタックルで引き続き挑戦することに。

ホウキハタ顔見せ(提供:TSURINEWSライター伊佐文宏)

12時半頃、ようやく50cmのカンパチが掛かり、電動ジギング特有の「突然の掛かり」を体感。青物の強い引きが手元に伝わる瞬間は、やはり堪らないものだ。

カンパチヒット(提供:TSURINEWSライター伊佐文宏)

その後、水深80mでカンパチが連発するも、すべて途中でバラすという結果に。原因は口切れと推測され、ドラグ設定や巻き上げスピードに改良の余地があることを痛感した。

60cmカンパチを追加

湾内から外洋の根へ移動し、普段はあまり使わないペブルスティック(ゼブラグロー)を投入。すると、一投目で60cmのカンパチがヒット。電動巻きを止め、手巻きで対応することでバラシを回避し、無事キャッチに成功。ペブルスティックの効果を実感しながら、「これが今日の最大魚かもしれない」と満足感を覚えた。

カンパチ手中(提供:TSURINEWSライター伊佐文宏)

浅場に戻り、TGベイトで再びオオモンハタ(45cm)を追加。すべての釣果が良型で満足感に包まれつつ、西伊豆の可能性を改めて感じた釣行となった。

良型ばかりに恵まれ満足

今回は、電動ジギングの技術向上と新しいジグの試行錯誤をテーマに挑んだ釣行だった。バラシが続く課題もあったが、適切な対応策を見つけることで釣果を重ねることができた。

西伊豆の海のポテンシャルは計り知れず、カヤックフィッシングの魅力を存分に味わえるフィールドだと再認識した。次回は、さらにテクニックを磨き、より大きな魚を狙いたい。

【カヤック特集ページを読む!】

<伊佐文宏/TSURINEWSライター>

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