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「1番:大谷翔平」の効果は? ベッツ、山本由伸の復帰時期は?

文化放送

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日~金曜日15時30分~17時)、6月18日の放送では、日刊スポーツの野球部長の鈴木良一が、ドジャース・大谷翔平選手の1番打者起用について解説した。 

鈴木敏夫(文化放送解説委員)「悲しいニュースでもあるんですが、1番打者のベッツ選手が骨折してしまったと」 

鈴木良一「右打者が打ちに行くときありがちなんですけど、左の甲に速い球が当たってしまうと。甲って鍛えられるところではない。160キロにあとちょっとみたいな速球が来るので、これは仕方ない……『仕方ない』で済ませてはいけないんですけど」 

長野智子「調子も良かったですし。ベッツ選手級(の離脱)だと普通のチームだったらガタガタガタとなりそうなところを……」 

鈴木良一「ドジャースはベッツ選手を含めて負傷者リストに10人以上入っているんですけど、それでもなおこのポジション(打順)にするというのが、巨大戦力というかね。ベッツ選手も復帰まで6~8週間と伝えられているので、9月の天王山というかポストシーズンへ行くところには戻ってくるかな、というところです。手術しなくて治せるというところには、一筋の光明があるのかなと」 

鈴木敏夫「こちらもチームに痛いですね。山本由伸投手の右肩腱板損傷って、これはなんなんですか?」 

鈴木良一「肩の筋肉をつなぐ腱のところ、肩をつなぐケーブルのような役割を果たしているところを痛めたということです。この間のヤンキース戦で投げたあとに手が張っていた、ということで、コーチ、監督がコミュニケーションをとりきれていなかったのかな、という報道もされています。ただこちらも2週間ノースローということなので、2週間経ってみての様子というところです」 

長野「オールスターとかは?」 

鈴木良一「(現地時間)7月16日なので、2週間で『痛くない』といってもそこからコンディションをつくらなければいけない。現実的には8月に入って後半戦、正念場のところに向けて再調整というところで、ポストシーズンでいいピッチングをしてもらうためのお休みと捉えれば」 

鈴木敏夫「山本由伸投手、メジャーのボールに慣れていない中で、肩をちょっと無理してしまった?」 

鈴木良一「去年ぐらいからいろいろなことが言われています。ピッチクロックはいろんなところで言われているけど具体的に検証というか『こうだからこう』というのは出ていない。(故障の)一因として挙げる人はいますね」 

長野「大谷さんだって来年投げるでしょうから、ピッチクロック(の問題を)ちゃんと解決してくれないと困りますね」 

鈴木敏夫「という中で大谷選手が18、19号を連発ということで」 

鈴木良一「特に18号、センターから左に大きなのを飛ばしました。前にここで言ったと思いますけど、大谷選手はセンターから左方向に大きなものが飛ぶ時はかなり好調だ、というバロメーターになっている。きょう(日本時間)も1番打者で、ホームランは出なかったですが3安打ですから、1番としての役割は充分に果たしています」 

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