「えなこの〇〇ラジオ」テーマソングCD『ENACHORD(えなこーど)』リリースイベントレポート|えなこさん&青木佑磨さんが届けた“みんなで作る”生ライブ。トーク、ライブに加え撮影会と「えなラジ」ならではのイベントに
コスプレイヤー・えなこさんの冠ラジオ「えなこの〇〇ラジオ」のテーマソングCD『ENACHORD(えなこーど)』の発売を記念して、2025年6月15日(日)、アニメイト池袋本店のanimate hall BLACKにてリリースイベントが開催されました。
イベントには、えなこさんはもちろん、作詞作曲を担当し、番組アシスタントも務める学園祭学園の青木佑磨さんが登壇。番組についての濃いトークや、Xで募集したファンからの質問にたっぷり答えたり、楽曲の生歌披露、そしてイベントの最後にはえなこさんのイベントらしく合同撮影会も開催されました。
本稿では、そんな内容盛りだくさんな『ENACHORD』発売記念イベントの模様をレポートしていきます!
【写真】えなこ&青木佑磨が届けた“みんなで作る”生ライブ|「えなラジ」新テーマ曲リリイベレポート
えなこさんたちコスプレイヤーが頑張ったからACOSのようなショップができた。青木さんの発言に会場から大きな拍手
ステージにCDのジャケットと同じ衣装を着たえなこさん&青木さんが登場すると、お客さんが大きな拍手でお出迎え。「えなこの〇〇ラジオ」に関するCDは今回で4枚目となりますが、久々のリリイベ。しかも初めてのanimate hall BLACKでのイベントということで、会場のお客さんがどんな人たちか知るべく「番組のリスナー?」と問いかけると、ほぼ全員がリスナーという結果に。
現在の番組は地上波だと木曜の深夜3時に放送されているため、リアルタイムで実況しながら聞いている人は珍しいと青木さん。実際に「リアタイで聞いている人」と聞くとまばらな様子。radikoやQloveRといったアプリを利用すれば好きなタイミングで聞くこともできるので、ご自身の生活にあわせたタイミングでぜひ楽しんでほしいとコメントしていました。
OPトークが済んだところで、続いては番組公式Xで募集したえなこさんに聞いてみたい質問に回答していくアンケートコーナーへ。質問が採用された方には、その場で番組でプレゼントしているステッカーが贈られました。
1つ目の質問は「行ってみたい国や地域はありますか?」。えなこさんは『ハリー・ポッター』が大好きなので「イギリス」に加え、名前が思い出せないため「ギリシャを経由しないといけない白くて海が青くてキレイな場所」と回答し笑いを誘っていました。(注:おそらくギリシャのサントリーニ島)
2つ目の質問は「ファンと行く日帰りバスツアーをやるなら何したい?」。なかなか思いつかないえなこさんに、青木さんが「よくあるのはフルーツ狩りとか」とアドバイスすると、「フルーツ狩りは個人でやるものだから」とあまり納得していない様子。みんなで協力してやるものがいいということで、最終的にはバーベキューに落ち着きました。
他にも「ロックなCDにあわせてロックなエピソードは?」、「最近のオススメの食べ物は?」、「えなこさん本人にお渡し会とかで会うときに緊張しちゃうので、緊張せずに話す方法は?」といったたくさんの質問が紹介されました。ちなみにオススメの食べ物は「なか卯の冷やし担々うどん」を激推ししていたので、ファンのみなさんはお見逃しなく。
続いてはイベント会場であるアニメイトや番組コーナーにちなみ、アニメイトのコスプレトータルショップACOSの紹介コーナーへ。
壇上に『ラブライブ!サンシャイン!!』より浦の星女学院の制服、『ラブライブ!スーパースター!!』より結ヶ丘女子高等学校の制服、『僕のヒーローアカデミア』より雄英高校の制服、そして『鬼滅の刃』より胡蝶しのぶの羽織が登場します。
制服のスカートを手に取り、裏地の隅から隅までめくってチェックするえなこさんのファンサービス(?)に拍手が。他にもえなこさんの高校生時代のファッションや当時のブームについてのトークが繰り広げられたほか、えなこさんがコスプレを始めた当時は「衣装がなかったから作っていた」ため、あの頃にACOSがあってほしかったとコメント。しかし青木さんが「えなこさんたちレジェンドが当時頑張ったから、ACOSのようなショップができたのでは」と返し、会場中から拍手が起こっていました。
今回の新曲はお客さんのフリが難しい!? 会場全体で相談しながらのライブパート
トークの後はお待ちかねのライブパートへ。ジャンプは禁止ですがペンライトや声出しはOKということで、準備をするお客さんたち。
今回の2曲は今までの番組テーマソングと違い、わかりやすくコールする場所や、壇上からのフリもないそう。1曲目に歌うOPテーマ「わたしの世界ちゃん」では、1番はえなこさんたちの動きをなんとなく真似して、2番は自由にやってほしいとお願いがありました。
青木さんもペンライトを持って、壇上で盛り上げつつ、楽曲がスタート。えなこさんの歌声にあわせてクラップやペンライト、サビ前でPPPHなど、みなさんぶっつけ本番とは思えないほどの統一感で楽しそうに応援していました。
なお、ラジオの最新回では喉を痛めていて声が不調だったというえなこさん。レコーディング以来、あまり歌えてなかったと言いつつもコンディションバッチリな歌唱に会場中から拍手が上がり、えなこさんもそれに応えるよう「めちゃくちゃ盛り上がってくれてありがとう」と感謝を伝えていました。
2曲目「アンチェイン」は、さらに盛り上がるのが難しいと言うえなこさん&青木さん。歌ってる側も盛り上がりポイントがわからないと言いつつ、各々いい感じに盛り上がってほしいと伝えます。
どんな動きがいいか会場全体で探り合うと、頭上に上げたペンライトを左右に振る動きがいいんじゃないかとその場で決まり、サビで試してみることに。
ただ、まだ未放送の番組内で手元にペンライトを持って小さく横揺れする動きはどうか、と提案している回があるそうで、せっかくだからそれも見てみたいと1番は小さく横揺れ、2番は大きくペンライトを左右に振ることになりました。
楽曲が始まると、会場全体がかわいく横揺れしているのを見て、思わず笑ってしまいそうになるえなこさん、そしてその様子を見て笑うお客さんたち。2番は打って変わって大きく動く会場に盛り上がりつつ、最後はしっかり決めポーズをしながら歌い切り、大きな歓声が上がりました。
歌い終わった後は一旦締めのお時間に。「手探りなリリイベだけど、楽しかったですか?」とえなこさんが尋ねると、大きな拍手が返ってきます。さらに「せっかくなのでみんなで写真を撮ろう」と、客席含めたみんなで記念撮影を行い、トーク&歌唱パートは終了となりました。
一度、えなこさんは降壇し、今度はグループでの撮影会が始まります。えなこさんがキメキメのポーズを取る様子をみなさん30秒間でたくさん撮影。撮影後には手を振りながら笑顔でお見送りするえなこさんの姿が見られました。
撮影会の待ち時間では、青木さんが会場のみなさんと番組の思い出トークや裏話をして交流する場面も。その内容に対し、ポーズを取っていたえなこさんが思わずツッコむシーンもありました。
撮影会もつつがなく終了し、イベントはこれにて閉幕。なお、6月29日(日)には、AKIHABARAゲーマーズ本店でもCD発売記念イベントが行われます。登壇者は今回と同じくえなこさんと青木さんのお二人。こちらのイベントもレポート予定ですので、お楽しみに!
[取材・文/二城利月 編集/鳥谷部宏平]