【葵区・イル・パパトーレ響】名店が移転オープン 30年継ぎ足し! デミソースの煮込みハンバーグ
静岡市葵区で30年続くチーズフォンデュの名店「洋食×BAR イル・パパトーレ響」が、2025年3月に移転リニューアルオープンしました。自慢のメニューは、とろける煮込みハンバーグ。30年継ぎ足しの極上デミグラスソースがたまりません。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ30年の歴史を持つ洋食の名店
静岡市葵区七間町にある「イル・パパトーレ響」。
30年続くチーズフォンデュの名店が、2025年3月に昭和町から七間町に移転リニューアルオープンしました。
「極上チーズフォンデュ(3960円 バゲット440円)」は、おすすめメニューのひとつです。
静岡産牛肉を使ったハンバーグはふわふわ食感
自慢の一品は、「とろける煮込みハンバーグ(150g 1485円 ライス280円)」。
静岡産の牛肉と国産豚をブレンドしたハンバーグを、牛すじなどを使い時間をかけて仕上げたデミグラスソースで煮込んだこだわりの逸品です。
グツグツ煮込まれたハンバーグは熱々なので、十分注意して食べてください。
熱々のハンバーグはふわっと柔らかく、とってもジューシー。
お肉のうま味がしっかりと伝わるハンバーグは絶品です。
肉肉しさもありながら、ふっくらとした食感の中にあるなめらかな口当たりが特徴。
オーナーシェフの行部澤淳一さんによると、牛肉には「静岡するが牛」と「箱根西麓牛」を使っていて、すべて静岡産です。
イル・パパトーレ響 オーナーシェフ:行部澤淳一さん
するが牛で肉のコクを、箱根西麓牛でうま味と甘みを出しています。これを牛と豚 7対3の割合で、豚肉は国産の肩肉を使っています。肩肉が一番味が出るんです
挽きたてスパイスの香りは格別
ハンバーグのつなぎにはパン粉や卵、炒めたタマネギに加え、スパイスも使用。
おいしさのポイントは、スパイスにもありました。
イル・パパトーレ響:行部澤淳一さん
コショウやナツメグなどのスパイス類は粉を買ってくるのではなく、その都度ホールから挽いて、こねる瞬間に入れています
そうすることで、はっきりした味と奥深さが出るんだそう。
3~4日かけて作る究極のデミグラスソース
このハンバーグをさらにおいしくしているのが、自慢のデミグラスソース。
デミグラスソースをたっぷりつけて食べてみてください。
コク深いデミグラスソースにはうま味がつまっています。
イル・パパトーレ響:行部澤淳一さん
デミグラスソースは牛タンや牛すじを煮込んだ煮汁をベースに30年継ぎ足しで使っています。作るまでに3日から4日かかります
この味わいは、くせになる新たな出会いでした。
お店がおすすめする食べ方は、ソースにご飯を入れること。サービスでチーズをもらうこともできます。
濃厚なリゾット風に仕上がり、デミグラスソースを余すことなく味わえる最高の食べ方です。
おいしさの秘密は、ハンバーグとデミグラスソースを熱してからオーブンに入れること。
このひと手間で蒸し焼き状態にすることができ、柔らかく仕上がるそうです。
食べ応えのある200gサイズもあります。
30年の歴史がつまった「とろける煮込みハンバーグ」は一度食べたらやみつきになる逸品です。リニューアルしたお店で、ぜひ堪能してみてください。
■店名 洋食×BAR イル・パパトーレ響
■住所 静岡市葵区七間町10-15
■営業時間 月水木 11:00~15:00 17:00~22:00
金土 11:00~15:00 17:00~24:00
日 11:00~20:00
■定休 火
■問合せ 054-250-0967
■駐車場 なし
※この記事は2025年7月12日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。