田中美海さんと三石琴乃さんが東京ドームで快投を披露! 劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』×プロ野球・読売ジャイアンツ コラボイベントレポート&インタビュー
アニメ『ゾンビランドサガ』の約4年ぶりの新作&初の劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』が2025年10月24日に全国公開!
劇場版の公開を記念して9月10日には、東京ドームで行われたプロ野球、巨人対広島戦にてコラボイベントが実施されました。
コラボ企画の一環として、星川リリィ役の田中美海さんと山田たえ役の三石琴乃さんが東京ドームでファーストピッチを披露! 背番号「06」と「00」を背負い、マウンドに上った田中さんと三石さん。お二人が投げた白球の行方は……?
本記事では、お二人のファーストピッチと、直後に行われた記者会見の模様をお届けします!
【写真】『ゾンビランドサガ』ジャイアンツ コラボイベントレポート&インタビュー
「九州制覇から全国制覇」二人の快投に球場が沸いた!
2025年10月24日に全国公開される、劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』。
本作の公開を記念して、9月10日の東京ドームで行われたプロ野球、巨人対広島戦にて「劇場版ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイスナイター@東京ドーム」と題されたコラボイベントが実施されました。
イベントでは特製クリアファイルが先着で配布されるプレゼント企画や、キッズスペース「あそびば」にフォトエリアが設置されていました。中でも注目はリリィ役の田中美海さんとたえ役の三石琴乃さんによるファーストピッチ。
後攻のジャイアンツの選手がそれぞれ守備位置につくと、一塁ダッグアウト横の通路から田中さんと三石さんがユニフォーム姿で登場。三石さんの背中には[TAE 00]、田中さんの背中には[LILY 06]といった背ネームと背番号が。
大きな拍手で迎えるお客さんに向け、四方に手を振りながら小走りし、一塁線の前で止まると二人とも頭を下げて一礼。そのままマウンドに向かいます。
この日のジャイアンツの先発である森田駿哉投手がいるマウンドに到着すると、マウンド一塁側には三石さん、三塁側には田中さんが立ち、二人のキャッチャーがそれぞれホームベースの後ろで腰を下ろしました。
ファーストピッチを盛り上げる場内アナウンスが聴こえると二人はそれぞれマウンド上でグローブからボールを取り出し、キャッチャーをまっすぐ見つめます。
いよいよピッチングの時。まず田中さんが大きなフォームで投げると、山なりのボールはキャッチャーの構えから左に大きく逸れ、ワンバウンドでミットの中へ。それでも無事にボールが届いて嬉しそうに笑顔で両腕を挙げる田中さん。
続いての三石さんも大きく振りかぶって投げました。山なりながらもキャッチャーはほぼ動かず、ボールがノーバウンドでミットに吸い込まれると、その瞬間「おおっ!」というどよめきと拍手が起きて、三石さんはニッコリ。
ホームベース側に降りていった田中さんと三石さんには今投げたばかりのボールが手渡されます。お客さんに手を振りながらフィールドから出ると、二人はカメラに向かってポーズ。「九州制覇から全国制覇」ということで、まずは東京制覇(?)をしてみせた二人の快投に、球場は大盛り上がりを見せました。
ファーストピッチの自己採点は? ファーストピッチ後の質疑応答
――ファーストピッチを終えた感想をお聞かせください。
山田たえ役 三石琴乃さん(以下、三石):緊張したんですけれど、楽しかったです。
星川リリィ役 田中美海さん(以下、田中):まさか人生の中で、プロ野球のマウンドで投げる日が来るなんて思ってもいませんでした。貴重な機会をいただいて、すごく緊張しましたが、私の投げた大きく逸れたボールをキャッチャーの方が華麗に捕ってくださったので、「さすが!」と思いました。とても楽しかったです。
――今日のご自分のピッチングに点数を付けるとすれば?
田中:三石さん、完璧でしたよ! 気持ち良いくらいのいい音がしてました。
三石:緊張していて頭の中が真っ白でした。でも自己採点は90点で!
田中:本当ですか? 100点満点じゃないんですか?
三石:残りの10点は私が覚えていないから(笑)。
田中:私は思ったよりも左に逸れてしまったんですけれど、野球やファーストピッチの経験がなかったので、そもそもキャッチャーに届くのかなと不安でした。でも何とか届いたので、採点は甘く見て80点でお願いします。
三石:中途半端にすり寄せてきたね(笑)。
――今日はジャイアンツのホームゲームですが、ジャイアンツのイメージはいかがですか?
三石:以前から応援していますが、ここ最近はなかなか日本一に手が届かず悔しい想いをしています。今年もまだあきらめていないので、最後まで応援しています。
田中:野球に詳しいわけではありませんが、選手の皆さんが頑張っている姿や選手の皆さんを応援しているファンの方々の歓声を感じるとすごく元気をもらえるので、今日もジャイアンツに勝ってほしいです。
――今日お二人が着ているユニフォームの背番号の意味を教えてください。
三石:私が演じているたえちゃんはゾンビィ0号なので、00番になっています。
田中:私が演じるリリィはゾンビィ6号なので、06番です。私たちはゾンビという正体を隠して佐賀でアイドル活動をしています。
三石:みんな数年前に死んでいるため、本名で活動すると身元がわかってしまうので。
田中:ファンの方からは「0号ちゃん」とか「6号ちゃん」と呼ばれています。ですから背番号には大事な意味があるんです。質問してくださってありがとうございました。
――ジャイアンツファンの皆さんへ、劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』の見どころやオススメポイントのご紹介をお願いします。
三石:タイトルにある「パラダイス」っていったい何? と私は思っていて。タイトルから想像するようなほんわかした優しい夢心地な映画ではありません(笑)。
田中:確かに。
三石:油断していると撃ち抜かれると思います。
田中:実在する佐賀の名所がたくさん出てくるので、佐賀県に行きたくなる作品になっています。「ゆめぎんが」という場所も実在します(佐賀県立宇宙科学館<<ゆめぎんが>>)。
これを機会に映画館に足を運んでいただいて、もし佐賀県に興味を持っていただいたら佐賀県にも行っていただけたら嬉しいです。
――現在、ジャイアンツはクライマックスシリーズ進出に向けて頑張っていますが、選手たちへエールをお願いします。
三石:え~!?
田中:私たちがエールを送るなんて。
三石:私はセ・リーグの連覇は逃したけど、日本一はあきらめていないので、今日も勝って勢いをつけて、日本シリーズに進んでほしいなという気持ちでいっぱいです。ぜひ頑張ってください。
田中:『ゾンビランドサガ』も少女たちがあきらめずに過去やトラウマにリベンジしていく作品なので、選手の皆さんもこの作品のようにあきらめずに戦っていただければ。応援しています!
――ありがとうございました。
試合はリリィと同じ背番号6番の坂本選手の決勝点で巨人が逆転勝利!
質疑応答が終わるとパネルをバックにフォトセッションが行われました。撮影中、1回表に巨人が先制されたのをモニターで観た田中さんは「頑張って、逆転して!」と応援。
そして4回裏に同点に追いついた巨人。8回裏には、リリィと同じ背番号6番の坂本勇人選手のレフト犠牲フライで遂に逆転。そして9回表は守護神マルチネス選手が締めくくりました。
ファーストピッチや試合はもちろん、フォトエリアなども大盛り上がりとなった「劇場版ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイスナイター@東京ドーム」。本作は2025年10月24日より全国公開です。