藤枝MYFC、山口FC戦は0-0で引き分け 楠本卓海選手が試合の振り返り&山形戦に向けた抱負を語りました
J2藤枝MYFCは25日、敵地でレノファ山口FCと戦い0-0で引き分けました。連敗を4で止め、勝ち点1を得たことをプラス材料とし、ホームで迎える次のモンテディオ山形戦(31日)に備えます。古巣山口との試合でクリーンシートに貢献したDF楠本卓海選手が試合を振り返り、次の山形戦に向けた抱負を語りました。
―山口戦でのパフォーマンスを振り返って。
判断が遅れることがあったので、もっと研ぎ澄ませていかないといけなかったのかなと思います。準備、予測の質を上げていかないといけないゲームでした。
―古巣が相手だった。
試合後にあいさつに行ったときには、すごく温かい雰囲気で迎えてくれました。1年目から所属して、育ったクラブなので、いろんな声をかけてもらいました。山口での1、2年目は自分のパフォーマンスが特にひどかった。3年目も10試合ぐらいしか出ていなかった感じでしたが、そう考えたら少しは成長した姿を見せられたのかなと思います。
―前半終了間際には危ないシーンを瞬時に戻りブロックした。
自分たちのようにビルドアップするチームにはあり得る形。だから攻撃のポジションを取りつつ、守備にもすぐにいけるポジションというのを意識しています。あそこで(北村海)チディが先にプレスにいってくれていなかったら、もしかしたらやられていたかもしれなかったです。チディが一回時間をかけてつぶしかけてくれたので、自分にも時間ができました。ビルドアップするチームにありがちな場面なので、常にあのような部分は考えています。
―(リーグ戦)12試合ぶりに無失点で終えることができたことについて。
満足するつもりはないのですが、今のチーム状況で考えたら、このようなポジティブな要素はしっかりプラスに捉えた方が、チームとしても明るくなれると思います。少しでもポジティブな方向に持っていくのも今は必要かなと思いますし、これをベースにできるように。チームとしてもやりたいことが後ろの部分ではできてきているところだと感じます。一つでもポジティブな要素があると、良い部分が広がっていくものだと思いますので、その意味で12試合ぶりの無失点は大きなことだったのかなと思います。
―山形の印象は。
土居聖真選手らタレントがそろっています。下でも上でも点が取れる選手がいるので、まずはゼロで抑えるということ。自分たちの土俵で戦い、今足りていない得点を取っていけば、チームは本当に良くなっていくと思います。