患者に歌声を届ける 南神大寺小5年1組
南神大寺小学校5年1組の児童が2月20日、済生会神奈川県病院=富家町=を訪問し、入院患者らに歌を届けた。
同クラスでは、今年度の総合学習の時間でアカペラに挑戦。そのなかで音楽療法について知り、歌声で癒しを届けようと準備してきた。
当日は、緩和ケア病棟に訪問。踊りや手話も交えながら21人の歌声を響かせた。移動ベッドや車いすに乗った患者らは、児童と一緒に手話をするなどし、歌唱後には感動の涙を見せる人もいた。
児童たちは「一緒に手話をやってくれて嬉しかった」「心を動かすことができて、歌のすごさを実感した」と笑顔で振り返った。歌唱指導を担当し、当日の様子も見守った神奈川大学アカペラサークルJACKのメンバーたちは、「笑顔や動きも意識しながら素晴らしいパフォーマンスだった」と話した。