アートなゴミ収集車完成 一色小60周年 児童が彩る
二宮町立一色小学校(中西美保校長)で、創立60周年を記念したイベント「パッカー車にペイントしよう!」が2月9日に行われた。
このイベントは、創立60周年記念事業実行委員会と一色小学校PTAの主催。パッカー車を身近に感じてもらい、環境問題への興味やSDGsの学習につなげることを目的としている。
約100人の児童が、地元企業の(株)二宮美化サービスが用意した2台のパッカー車に、花やウサギなどを自由に絵を描き、色鮮やかに仕上げた。
翌日には、絵が描かれたパッカー車が学校を訪問。児童たちは自分たちが描いた絵が走る様子を前に、達成感に満ちた表情を見せていた。この2台のパッカー車は今後、ゴミ収集業務のため、期限を設けずに町内を走行する。
参加した児童は「みんなの絵が1つの絵になって楽しく描けた」と満足そうに語り、中西校長は「この事業をきっかけに、子どもたちが環境問題などをより身近に感じてくれたらうれしい」と話した。