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3度の妊娠。毎回訪れる吐きづわりを乗り越えた私の体験記

たまひよONLINE

小学生の女の子2人と幼稚園の男の子ママ、“オクムラヨーコ”です。一番下の子が幼稚園に通い始めたことをきっかけに、子育てや家事について情報を提供するライターを始めました。1人目をなかなか妊娠することができなかった私は、不妊専門のクリニックに2年間通い、4度目の人工授精でようやく第1子を授かることができました。その後は、2人目と3人目をすぐに授かり、30代で女の子2人、男の子1人を出産しました。妊娠はとても嬉しかったのですが、その度にひどい「吐きづわり」に直面し、トイレや洗面所によく駆け込んでいました。

念願の妊娠! でも待っていたのは「食べたら吐く」日々


1人目の妊娠発覚後、すぐにつわりが始まりました。私のつわりは、「食べたいけれど、食べたら吐く」ということの繰り返し。つわり期間中は、やるせない気持ちが続き、初めてのことでどうしたらいいのか、いつ終わるのかと、不安な日々を過ごしていました。

つわり中は、常にムカムカして口の中がすっきりしない状態が続き、仕事中もずっとガムを噛んでいました。さらに空腹になると気持ち悪くなるため、いつでも食べられるよう、栄養補助食品を持ち歩いていました。

妊娠がわかったのは10月だったため、つわりのピークが楽しいはずのクリスマスやお正月と重なってしまいました。その後も妊娠祝いや同窓会とイベントが続いたのですが、楽しく食事ができたと思ったら、みんなと別れた途端に吐いてしまうような状態が続きました。そんな状況もあり、妊娠7週から18週の間で、体重が1.5kg減少しました。

つわりに苦しんだ1人目の妊娠。2人目のときは?


戌の日のお祝いの後にステーキを食べて、「つわりが終わった!」と感じて喜んだ矢先、帰宅後に嘔吐。妊娠6ヶ月ごろまで「吐きづわり」は続きました。しかし、「吐くのはあたりまえ」と、気持ちを切り替えた途端に、つわりの回数は減少。その後は、大きなトラブルもなく、第1子の女の子を出産しました。

そして1人目の妊娠から2年後。すぐには妊娠できないだろうと覚悟していたにもかかわらず、ありがたいことに2人目を授かりました。

しかし、また「吐きづわり」の毎日が訪れました。今度は上の娘がいるので、食事を準備しないわけにはいきません。酸っぱいものなら食べられると思い、私はうどんにポン酢をかけて食べ、娘にもうどんばかりを食べさせていました。

妊娠3人目のつわり生活。つらさは同じだけど…


食事の準備をする時はマスク着用したり、気を紛らわせるために娘と公園に出かけたりなどの対処で乗り切った2人目のつわり。やはりこのときも妊娠9週から14週の間に1.5kgほど体重が落ち、1人目の時も2人目の時も、つわりの症状が続く期間は、ほぼ同じでした。

そして、さらに第2子の次女の出産から約4年後、3人目を授かりました。そして、また当然のように「吐きづわり」の日々が訪れました。しかし、幼稚園のお弁当作りや家事、子どもの世話など、忙しい中でも何とかつわりに耐えることができました。2度の経験から、苦しみは終わることがわかっていたからです。

つわり中は、口の中をさっぱりさせたいと感じていたので、3人目のときは清涼飲料水が大活躍しました。糖分が含まれているからか、体重が減ることなく毎回の健診で増量していました。そして3度目もつわりの症状が同じだったため、「また女の子だろう」と構えていたら、なんと男の子。つわりの症状と性別は無関係だったようです。

3度の妊娠で体験したつわり期間中は、吐いてばかりでした。ムカムカする口の中の不快感で、つらい日々を過ごしました。つらいつわりがあったにも関わらず、妊娠で喜び、そして、またつわりで苦しみ…。同じことを3度も繰り返しました。きっと出産は、つわりなどの苦しみさえ忘れられるほど、私にとって感動と喜びを体験させてくれるものだったのだと思います。

[オクムラヨーコ*プロフィール]
30代で三度の出産をし、現在小学生2人と幼稚園児1人のママです。末っ子が幼稚園に上がったタイミングで、ライターとして働き始めました。2人目までは産後の授乳で減量ができていたので、3人目も同じと思っていたのに、すっかり産後太りをしてしまったことが、今の大きな悩みです。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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