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姫路の名店の味わいを受け継ぐ、たつの市の老舗有名店 たつの市

Kiss

たつの市に流れる美しい揖保川沿い、自然の豊かな場所に店を構えるのは老舗『福久(ふく)』。地元の人間であれば、一度はその名前を耳にしたことがあるだろう名店です。

お店から車で3分で和菓子店の”大黒屋丹治”。4分の所には”そうめんの里”があります

土日は家族連れでにぎわう同店。取材時は平日でしたが、お昼ごろになると続々とお客様が来店されていました。

店主の福林さん

店主は姫路の名店、巻き寿司専門店の『茶々』で長年板前を勤め上げた後、同店をオープン。『茶々』での経験から、自らの店でも、名物になるような巻き寿司を考案したそうです。

ランチの時間には出来立ての巻きずしが次々と作り上げられていく

カウンターに並ぶのは巨大な海鮮のネタに加え、自慢の巻きずしや箱寿司など様々。得意先の魚屋から、吟味された魚を毎日仕入れ、それにあったメニューを提供するそう。カウンターに並べられた巻きずしのビジュアルが素敵でついうっとり見とれてしまいました。

「福久ランチ」2,300円(税込) 刺身・天婦羅・小鉢3種・手作りざる豆腐・寿司盛り合わせ・赤出汁

数あるメニューの中から今回セレクトしたのは『福久ランチ』。自慢のお寿司から刺身、小鉢、天婦羅まで付いた大変豪華な御膳です。

「刺身3種盛り盛り合わせ」身が一切れ一切れ分厚く満足感がある

まず目を引いたのは黄金のお皿に盛られた「刺身3種盛り合わせ」。肉厚に切られた刺身は大変豪華。この日はブリ・サーモン・鯛でしたが、どれも脂が乗っていて、脂のまろやかさが口いっぱいに広がります。このお刺身だけでも本当に幸せ~。ですが、豪華なお料理はまだまだ続きます。

「天婦羅の盛り合わせ」

アツアツサクサクの天婦羅は自家製天つゆにつけて頂きます!カリッとした天婦羅は衣が薄くぷりぷりの海老の食感に自然と笑みがこぼれました。

「小鉢三種盛り」(菊菜の辛し和え・酢だこ・猪肉のしぐれ煮)

小鉢も充実しており、板前の丁寧な調理で仕上げられた料理は一つひとつ際立っています。しし肉のしぐれ煮は生姜がきいた甘すぎない味わいでバランスも良く臭みもありません。

「もずく酢」

個人的にこれ!と思ったのは、シンプルな「もずく酢」。「普通のもずくだよ」と福林さんは言われていましたが、かなりさわやかでフルーティーな三杯酢とそこに生姜のアクセントが加わり、食べ終わった後、もう少し食べたかったなぁと思わせてくれます。

「福久巻き」卵は夢美人、海苔は明石海苔と兵庫県産の素材にも拘わります

そしてついに出ました!同店自慢の「福久巻き」。かんぴょう・椎茸・焼き穴子に胡瓜、そして厚焼き玉子。かなり大きな巻きずしをついつい口いっ~ぱいほおばりました!その甘酸っぱいシャリと具の組み合わに幸せを噛みしめます。

「福久鉄火(単品)」756円(税込)

取材中、「良かったらもれも食べてみて!」と出して頂いたのが「福久鉄火」と呼ばれる大きなトロ鉄火。焼き穴子の頭と醤油を煮詰めて作った”煮詰め醤油”と清涼感のあるわさび、香り高い明石海苔、酢飯のコンビネーションは絶品!以前からずっと食べたいと思っていたトロ鉄火を頂けるなんて思いもせず、心の中で小躍りしてしまいました♪

堀ごたつ式の窓際が見える広い席

店内のお席は中広間に掘りごたつ式の席が20席、4人で入れる個室が6部屋。

大広間

25名で利用出来る大広間が2部屋があり、お子様連れのファミリーから大人数の宴会まで対応可能です。

職人気質で物静かながら、穏やかな店主の福林さん。常連客のオーダーに答えるごとに増えたメニューは100品にも上る

取材のインタビューには所々恥ずかしそうにしながらも、カウンターに立つと黙々と寿司を握り続ける店主のその姿に、職人としての気迫を感じました。


場所
和ごころ 福久
(たつの市新宮町井野原699)

営業時間
火曜~土曜日
11:30~14:00、17:30~22:00
日曜日
11:30~14:00、17:30~21:30

定休日
月曜日

駐車場
25台

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