くいだおれ太郎が巨大化、道頓堀の「中座くいだおれビル」がリニューアル
2025年3月26日(水)、大阪の道頓堀にある商業施設「中座くいだおれビル」がリニューアルオープンする。大阪の魅力を詰め込んだフードエンターテインメントビルとして再出発を果たす。
大阪を代表するマスコット「くいだおれ太郎」があることで親しまれていた同ビルだが、リニューアル後は外壁に全長約6メートルもの「くいだおれ太郎」の立体造形看板が登場。1階エントランスでも、これまでのように「くいだおれ太郎」がゲストを出迎える。
また、2階には芸能の神様として知られる「道頓堀のお狸様」に参拝できるパワースポットも出現。3階は、ネオン提灯のもとで一休みできるスペースで「芝居茶屋」を疑似体験できるなど、フロアごとに異なるコンセプトデザインも注目だ。
さらに、5階に複合エンターテインメント施設「ジラフ ジャパン(GIRAFFE Japan)」、6階に吉本興業の新業態となるレストランシアター「よしもと道頓堀シアター」がオープンする。
ジラフ ジャパンは、昼と夜で二つのコンセプトを提案。日中は、「クロスリアリティ(XR)」技術を取り入れた最先端の文化体験。夜は世界的なパフォーマーの「EBIKEN」こと蛯名健一がプロデュースするショーと、伝説的なナイトクラブが復活し、融合する。熱気に満ちたステージを堪能してほしい。
1〜3階には飲食店や土産店が立ち並ぶ。「串カツ しろたや 道頓堀本店」をはじめ、ホルモン焼きの「ホルモン肉問屋 小川商店」や牛カツの「牛カツ京都勝牛」、お好み焼きの「やきやき鉄板 ぼんくら家」などが入居し、忙しい観光の中でも大阪グルメを便利に堪能できる。
このほかにも、地下1階の「サープラ大阪道頓堀あそびタウン」では多様なクレーンゲームが楽しめるなど、エンターテインメント要素の強いテナントが揃っている。
伝統的な大阪の食やエンタメ、中座の文化を、新たなスタイルで味わってほしい。