冬の堤防ちょい投げ釣りで21cmに20cmと大型マハゼをキャッチ【石川・滝港マリーナ】
1月下旬、中原重久氏と石川県羽咋市の滝港マリーナへ投げ釣りに出かけた。滝港マリーナは小雪が舞うものの穏やかで、のんびりと釣りを楽しめる環境だった。夜光ビーズや匂いの強いエサでアピールし、狙い通りに20cmのマハゼをキャッチ。その後、中原氏がさらに記録更新の21cmを釣り上げ、大盛り上がりだった。
滝港マリーナでハゼ釣り
釣行当日は、千里浜なぎさドライブウェイは天候が悪くて立ち入り禁止に、滝港マリーナは小雪がたまにチラチラ舞うが、港の中は大変穏やかで、カップルなどの釣り人が来る。
私たちは車を付けた前に釣り座を構え、のんびりフィッシング。潮がほとんど動いていないのと緑色の濁りが入っていたので、アピールのために仕掛けに夜光ビーズを付け、エサも匂いのあるアオイソメでタラシ1cmとした。
ちょーんと軽く投げて1色からズルーピタッと誘いながら様子を見る。うまくいけば荒れた外から港に避難してきた魚がいるはずだ。
念願の20cmキャッチ
1投目、2投目と空振り、3投目はヘリ付近でビクビクビクンと強いアタリがくる。ラッキーと巻き上げるとバタバタ暴れまくるマハゼが登場。サイズは気にしていなかったが、計測すると20cmもある。
以前、湘南で18cmオーバーが釣れなくてがっかりしたことがあったので、石川県で自己新記録達成!「写真撮って!」と中原氏に頼んで大はしゃぎ。そして「あとは頑張ってねー!」といつもの悪いクセ。車の中でぬくぬく暖を取る。
記録更新21cm登場
中原氏は雨にも負けず、風にも負けず、移動してコツコツ釣りを続ける。悲壮感が漂ってきたので「釣れたらご飯おごってあげる!」と観光名所を調べてデートプランを練り、暖かい所でうとうとおねんね。
1時間ぐらい寝ていたらスマホが鳴って「21cmが釣れた」と中原氏。シロギスかぁ珍しくないよねと思っていたら「マハゼだよ」と大喜び。何言ってんの?初めて見るマハゼの21cm。びっくりだし、私が何年もかかったサイズをあっという間に抜き去った。
冬の日本海を満喫
「相変わらず人のメンツつぶすの得意やなぁ!」といったところで土砂降り。急いで車に避難して納竿した。自分の中ではウサギとカメがレースしてカメに負けたウサギの気分。土砂降りでデートできず、お弁当を買って車で食べる。「おごってくれるんじゃなかったのぉ」とウキウキの中原氏。「お財布には千円しか入っとらんわ!」というのは黙っておこう。
厳寒期でも十分釣りが楽しめ、地元の道の駅で土産を買って日帰りプチ旅行。また明日から仕事頑張ろうとリフレッシュ。ヒネハゼ君たちは何の料理にしようか今からワクワクだ。しっかり防寒し、車は雪道対策をして出かけよう。
<週刊つりニュース中部版APC・美波亜紀/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年2月21日号に掲載された記事を再編集したものになります。