五感を使ってアートの世界に没入!KIITOで開催中の「モネ&フレンズ・アライブ」で新感覚の鑑賞体験 神戸市
神戸市中央区の『デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)』のKIITOホールで3月30日まで開催中の没入型展覧会「モネ&フレンズ・アライブ」。作品の美しさを「音」や「香り」と共に楽しむ新感覚の世界にどっぷりと浸ってきました!
「睡蓮」や「印象・日の出」など、誰もが見たことのある作品を多数描いた巨匠、クロード・モネ。同展ではそんなモネを中心に、カミーユ・ピサロ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、エドガー・ドガなど、19世紀半ばから20世紀初頭にかけて活躍した『印象派』の仲間たちの作品が集結しています。
会場のデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)は神戸・三宮の海側にある旧生糸検査所を改修した、神戸市の「デザイン都市・神戸」の拠点施設。各線三宮駅より徒歩20分。「神戸市バス」や連接バス「Port Loop(ポートループ)」でもアクセス可能です。
会場に足を踏み入れると、最初の壁面では印象派の仲間たちがずらりと勢ぞろい。その荘厳な雰囲気に思わず「はじめまして…!」と言いたくなるような気持ちに
会場では「印象派」について年表などを用いてわかりやすく説明されており、印象派にはじめて触れる人にも優しい内容です。
作家ごとのプロフィールも掲示されているため、お気に入りの作品を事前に見つけるのもよさそう◎予習が終わったら、いよいよ没入型展覧会「モネ&フレンズ・アライブ」に突入!
足を踏み入れると、目の前に広がるのは圧巻の光景!平面や立体のスクリーンが並び、どの角度から見ても作品を堪能できるようになっています。
まるで作品の中にダイブしたような大迫力の映像に、思わず感嘆!作家の筆遣いまで感じられる大画面の映像で、普段の美術館ではなかなか体験できない特別な鑑賞体験ができちゃいます。特にモネの作品「印象・日の出」は、燃えるような真っ赤な朝日が目の前に浮かび、ついつい見とれてしまいいました。
床面にも演出が行われており、街角を描いたシーンでは自分もパリの石畳の上に立っているような感覚に。映像は描かれているシーンや作家ごとにアーカイブされているため、とても観やすいのも特徴です。
上演中はクラシック音楽が流れており、このドガの「踊り子」たちを描いたシーンではバレエ音楽が流れるなど、作品にぴったりのサウンドでその世界感を120%愉しむことができます。
モネの「睡蓮」を描いた作品では、床面にも睡蓮や橋が投影され、まるで夢の中にいるような気分に。会場には椅子も設置されているので、座りながらゆっくりと楽しむこともできますよ。
映像は約50分と盛りだくさんの内容。フルで鑑賞するのはもちろんですが、映像の途中だけでも十分満喫できそうです♪
会場には作品の世界を満喫できるフォトスポットも設置されているので、鑑賞の思い出作りもできちゃいます♪
作品の世界観を満喫できるショップも展開されており、すてきなオリジナルグッズが多数販売されていました!
お気に入りの作品をいつでも身に着けられるファッショングッズも豊富で、自分用にはもちろん特別感満載のプレゼントにもぴったり。
普段から美術館に足を運ぶ人もそうでない人も、作品をより楽しめる体験型の展覧会。音や香り、五感のすべてをつかって新感覚の体験ができました♪友達や恋人、家族と一緒に、アートに包まれる特別なひとときを過ごしてみては。
会期
2025年1月4日(土)~3月30日(日)
場所
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
(神戸市中央区小野浜町1-4)
時間
平日 11:00~18:00
土日祝 10:00~18:00
※最終入場は閉館の60分前まで
チケット
平日(当日)
一般 2,700円、高大生 1,900円、小中生 1,100円(各税込)
土日祝(当日)
一般 2,900円、高大生 2,100円、小中生 1,300円(各税込)