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カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ライヴ録音を収録したボックス・セットをリリース

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『ヘルベルト・フォン・カラヤン 放送録音集成 第1集 ライヴ・イン・ベルリン 1953~1969』

『ヘルベルト・フォン・カラヤン 放送録音集成 第1集 ライヴ・イン・ベルリン 1953~1969』が2025年2月21日(金)に発売される。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、長年にわたって首席指揮者を務めたヘルベルト・フォン・カラヤンによるライヴ音源を年代別に収録したボックス・セットをリリースする。第1弾となる本セットは、1953年から1969年にかけての23回のコンサートのライヴ録音を記録。当時カラヤンとベルリン・フィルのコンサートの多くは、RIAS(西ベルリンのアメリカ軍占領地区放送局)とSFB(自由ベルリン放送協会)などのラジオ局で放送されていた。本エディションは、ベルリンに残っているこれらの放送録音をすべて集め、現存する最良の音源を用いてセット化するという初の試みとなる。ドイチュラントラジオ・クルトゥーアとベルリン=ブランデンブルク放送のアーカイヴのアナログ・ソースから高解像度のデジタル・トランスファーを行い、24枚のSACD Hybridとして製品化。ほとんどが初出音源であり、まさに歴史的遺産というべきセットと呼べる。

ハードカバー装丁による本エディションは、画家であり彫刻家でもあるトーマス・シャイビッツによってデザインされた。ブックレットには数多くの写真やカラヤンの伝記作家ペーター・ユールンク、音楽評論家ジェームズ・ジョリーなどによる興味深いエッセイが収められている。『フルトヴェングラー帝国放送アーカイヴ 1939-45』に続く、ベルリン・フィル・レコーディングスによる2つ目の大規模なヒストリカル・エディションであり、ベルリン・フィルのメディア史における重要なマイルストーンのひとつと言える。

ヘルベルト・フォン・カラヤンは、1938年4月にベルリン・フィルを指揮してデビューを果たし、名声を博した。1954年にヴィルヘルム・フルトヴェングラーが死去した後、カラヤンは翌年に予定されていたアメリカツアーの指揮を成功裏に引き継ぐ。1956年にベルリン・フィルの終身首席指揮者に任命されたカラヤンは、在任期間の最後となる1989年に死去するまで、ベルリン・フィルの芸術面およびメディア面において唯一無二の成果を成し遂げた。

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