【人吉市】まるで白いヴェール!写真映えもする美しき癒しの涼スポット「布の滝」
涼しい場所を求めて、水辺に行きたくなる季節。 自然の中の涼スポットで涼むのも心地よいですよね。 人吉の山の中に、まだあまり知られていない素敵な滝がありますよ。
涼しくて心地よい場所
美しい布の滝があるのは、人吉市の市街地より少し南側にある木治屋町。 胸川へと流れ込む支流にある滝で、きじ料理が楽しめる「きじや」の近くにあります。
きじやの近くにある橋を渡ると、「布の滝」の看板があり、ここから2キロほど山道を道なりに上っていきます。
森の中の気持ちの良い道ですが、ところどころアスファルトの舗装が割れていたり、石が落ちていたりするところがあるので、気をつけて運転していかれてください。
細い山道を進んでいくと、木地屋渓谷「布の滝」の石碑があり、滝に到着します。
「ここからの ながめ一番 布の滝」の看板もあるので、ぜひここからも滝を覗いてみてくださいね。
弁天堂から下へ…
滝の入口には弁天堂があります。
まずはこちらでご挨拶がてらのお参り。
弁天堂の由来の看板によると、江戸時代から胸川の岸にあった弁天堂が、昭和43年の大水害で流されてしまい、町が荒廃…。 再興を願う有志の方々により、ここ布の滝のほとりに、弁財天をまつり創建されたものとのことです。
弁天堂から下りる道には、湧き水なのか、コップのぶらさがった水道の蛇口があり、少しずつ水が出ていました。
こちらの細い道から、滝へと下りていきます。
下りて行くにつれ、どんどん涼しくなって、やっぱり夏の水辺は気持ちいいーっ! 眼下には、立派な滝が見えてきます。
布のようになめらかで美しい滝
下の方におりていくと、空気も一段とひんやり!
かなり幅も広く、長さもある滝で、ゆるやかに水が流れる様子を見ているだけでも癒されます。
岩肌をすべりおちるように水が流れる渓流瀑で、落差のある滝とはまた違った味わいがあります。
大きな岩をなめらかに流れる滝は美しく、まさしく名前の通り、布のような滝!
渓流沿いは涼しくて、8月初旬だというのに、まだ紫陽花の花が残っていたりと、涼しさを感じさせてくれます。
こちらの滝は全長200mにも及ぶそうで、なだらかな岩肌を舐めるように水が流れる優雅な雰囲気です。
水もきれいで冷たくて、足を入れるだけでも、とっても心地よいですよ。
アクティビティも楽しめるスポット
こちらではキャニオニングを楽しむこともできるようで、私が訪れた時も、ちょうど地元の会社によるキャニオニング体験が行われていました。
岩にロープを固定し、滝をおりていくスリル感のあるアクティビティ。
自然の中で、こういったアクティビティを楽しんでみるのも良いかもしれませんね! 夏の涼しくて美しい、心洗われるような癒しのスポットなので、ぜひ遊びに行かれてみてくださいね。