【茅ヶ崎市】茅ケ崎里山公園で11月3日(祝・月)にフリーイベント HARVESTPARK 「美しい里山を次世代へ」 食・農・音楽テーマにイベント
食・農・音楽をテーマにしたフリーイベント「HARVESTPARK(ハーベストパーク)」が11月3日(月・祝)、茅ケ崎里山公園(芹沢1030)で開催される。午前10時から午後4時。入場無料。地産地消、環境保全の啓発を目的としており、今年で3回目。昨年は市内外から約1万5000人が来場した。主催者の一人、シンガーソングライターのCaravanさんは「継続し、文化として根を張っていきたい」と意気込む。
同イベントは、小出地区の不法投棄問題に直面したCaravanさんや営農者が企画。「音楽や食、農を楽しむことで美しい里山はごみを捨てる場所ではないと気づく機会になれば」との思いで、2023年から実施されている。
会場ではミュージシャンによるライブステージを中心に、トークセッション、キッチンカー、環境ブース、物販ブースなどのほか、子ども向けのワークショップも含め70を超す出店が予定されている。また、環境対策としてライブステージやトークステージは全て太陽光発電による電気を使用し、ごみ削減のため飲食にはリユース食器を導入。会場にごみ箱は設置せず、持ち帰りを呼び掛ける。初回からこの取り組みを行っているが、ごみはほぼ出ていないという。Caravanさんは「皆でつくり上げ、地元の方に認められるイベントにしたい。ドネーション(寄付・寄贈)にも賛同してもらえたら」と協力を呼び掛ける。
小出小6年生も出演
今回はメインステージのオープニングに茅ヶ崎市立小出小学校の6年生56人が登場し歌声を披露する。茅ヶ崎の小学生の出演は昨年の香川小に続き2年連続2回目。
22日にはCaravanさんが同小を訪れ、児童とのレッスンを実施。3曲を歌ったほか、合図に合わせ児童が掛け声を上げる練習を行った。2組の米山結彩(ゆい)さんは「すごく良い思い出になった。ステージでCaravanさんと一緒に歌えるのが楽しみ」と期待に胸を膨らませていた。