南ベトナム料理店と鉄板居酒屋が仲間入り!高架下の飲食街『三宮横丁』の新店をチェックしてきた 神戸市
JR三ノ宮駅・阪急神戸三宮駅の⾼架下2階にある昭和感漂う飲食街『三宮横丁』(神戸市中央区)に、9月10日から新たに2つの店舗がオープンしたと聞きつけ、現地を訪れてみました。
老朽化が進んでいた高架下の街区を整備し、個性豊かな飲食店が集まる「通り抜け型の横丁」として2022年に誕生した三宮横丁。
現在はぶた串焼き専門店『ぶたもん』、イタリアン『Hajiバル』、韓国料理『ハヌリ』など個性豊かな8つのお店が営業しており、気軽に“はしご酒”を楽しむことができます。
横丁のある高架下2階へ続く階段は阪急側、JR側にそれぞれありますが、阪急側の方が近くて便利。神戸三宮駅の西口改札を出て、エスカレーターを降りた左手にある階段をのぼったらすぐ到着します。
横丁に到着したので、さっそく新店舗をチェック。こちらの『サイゴンチュンハイ三宮店』は、長田区の久保町4丁目に本店を構える“南ベトナム料理”の専門店。
「フォー」「ブンチャ」「バインミー」などのメニューを展開しており、ベトナム人シェフが作る、ローカライズされていない“本場の味”を楽しむことができます。
今回記者は、メニューに“本場オールドフォー”と書かれた「牛フォー」を注文。牛骨の旨みをじっくりと煮出した出汁に漢方を合わせた特製のスープは滋味深く、塩気を抑えたすっきりとした口当たりが心地よかったです。
お店の方に“おすすめの食べ方”もレクチャーしてもらいました。
まずはスープをそのまま味わい、好みでライムを絞ります。辛いのが好きな方は、そこにお好みでサテ醤(ラー油のような調味料)やチリソース、刻み唐辛子を追加してください。
こちらはベトナム風まぜそばの「ブンチャ」。お店オリジナルの「ニョクナム(ベトナムの魚醤)」をフォーとはまた違う“細めの米麺”に絡めていただきます。
揚げ春巻きや豚焼肉、豚つくね、パクチーなどトッピングの種類もさまざまで、自分好みのアレンジを楽しむことも。
ドリンクメニューも個性的で、ベトナム『サイゴン・ブリュワリー』の「333(バーバーバー)」や、シンガポール生まれの「タイガービール」、関西ではあまり見かけない「瓶チューハイ」などを取りそろえ。
もうひとつの新店は、加古川発のベンチャー企業が手掛ける『鉄板焼きミナト』。
山芋をたっぷり使った“トロふわ”のお好み焼きをはじめ、さまざまな鉄板料理や一品料理を提供する鉄板居酒屋です。
名物のお好み焼きは「豚玉」がベースのようで、トッピングにエビ、イカ、目玉焼き、チーズ、ネギ、もちを用意。値段も手ごろのなので、いろいろなトッピングの組み合わせを試してみるのも面白そう。
鉄板料理は「海鮮やきそば」や「せせりのガーリック炒め」「豚キムチ」など、お酒が進むメニューがずらり。
「板わさ」「冷奴(醤油・キムチポン酢)」などのスピードメニューや、「唐揚げ」「ポテト」などの揚げ物メニューも取りそろえ。食事メインから、飲みの1軒目、〆の二次会まで、シーンを問わず利用しやすいお店です。
三宮横丁の営業時間は平日は17時~23時。土日は12時から営業されているのでランチ利用や昼飲みもできます。
場所
三宮横丁
(神戸市中央区北長狭通1-32-24 JR高架下21〜24号)
営業時間
平日 17:00~23:00
土曜日、日曜日 12:00~23:00
※店舗によって異なります