自分のやりたいこと、好きなことが毎日できる。「本当に声優になれて良かったです」──「らしんばんラジオ」2025年11月パーソナリティ・今泉りおなさんインタビュー
中古アニメグッズ買取や販売で知られるアニメショップ「らしんばん」。現在、店内でのお買い物がもっと楽しくなる「らしんばんラジオ」が、各店舗で放送中です!
ラジオでは、パーソナリティによる自由なトークに加え、らしんばんにちなんだバラエティ豊かなコーナーや、買取についてわかりやすく解説するコーナーなどをお届けしています。
2025年7月〜12月のパーソナリティは、『ウマ娘プリティーダービー』のヤマニンゼファー役、『ステラソラ』のセイナ役、『ブルーアーカイブ』のエリ役などで知られる今泉りおなさんです。
今回の収録後インタビューでも、らしんばんラジオのトークテーマに沿って今泉さんの“好き”を深掘り! ゲーマーとして知られる今泉さんのゲーム愛や『ブルーアーカイブ』の推しキャラ・ガチャ事情などを語っていただきました。
【写真】「らしんばんラジオ」声優・今泉りおなインタビュー|’25年11月パーソナリティ
前回のゲスト・谷口夢奈さんとらしんばんへお出かけ!
──今回も収録お疲れさまでした。早いもので、らしんばんラジオも次回で最終回となります。
今泉りおなさん(以下、今泉):思っていたよりも時間が経つのが早かったという実感があります。ゲスト回を挟んだこともあって「今日は結構久しぶりの収録だな」という気持ちだったのですが、早くも次回がラストなんですよね……。一回一回の収録を楽しんでいきたいと思います!
──気温もどんどん下がってきて、過ごしやすい季節になってきましたね。
今泉:今の季節はとても生きやすいですね(笑)。らしんばんラジオではいつも以上に元気な姿をお届けできていると思います! 私は本当に暑いのが苦手なので、長袖を着ても涼しいと感じるぐらいの今の気温が好きなんです。さらに涼しくなってくれると嬉しいな。
──寒さに強いのですね。
今泉:むしろ寒い方がテンションが上がるタイプです! あと、冬だとコートを着れば中に何を着ても大丈夫なので、お洋服を考える手間が省けるんですよね(笑)。
──(笑)。最近はどこかへお出かけなどされましたか?
今泉:前回ゲストに来てくださった谷口夢奈ちゃんとカフェに行って、らしんばんに遊びに行きました。でもタイミングが合わなくて、らしんばんラジオは聞けませんでした……。ただ、店内に流れている楽曲が私の歌っている曲だったり、夢奈ちゃんが歌っている「温泉むすめ」の曲だったりして、2人で盛り上がりましたね(笑)。
──他にもこの季節に行きたいところ、やりたいことなどはありますか?
今泉:行こうと思っている場所はあるのですが、今は色々とゲームを貯めてしまっている状況なので、積みゲーがひと段落してから外に出ようと思っています。ゲーム1本がだいたい1週間で終わる想定なので、1か月あればなんとかなるはず!
クリスマスやお正月が近くなると、どんどん楽しいゲームが出てくるので忙しいんですよね(笑)。(Nintendo)Switchなど、外に持っていけるゲームを持って遊びに行こうかなとも考えています。
──ちなみに、貯まっているゲームというと?
今泉:『SILENT HILL f』と『Ghost of Yōtei』が貯まっています。特に『Ghost of Yōtei』は前作の『Ghost of Tsushima』のストーリーがすごく面白かったので、今作もとても期待しています! ただ、かなり時間が掛かると思うのでゆっくり楽しみたいですね。「ポケモン」の新作『Pokémon LEGENDS Z-A』も楽しみです。
──乾燥も気になってくる季節ですが、今泉さんはどんな喉ケアをされていますか?
今泉:定期的に水を飲んでいます! 私はカフェラテや紅茶など、カフェインの入った飲み物をよく飲むのですが、それによって身体の水分が減っていくんですよね。なので、なるべくカフェインを摂らないようにしつつ、水もたくさん飲むようにしています。
あと、喉に違和感がある時は飲み物にハチミツを入れたり、場合によってはスチームが出てくる吸入器を吸ったりして喉をケアしています。部屋の湿度を保つのも大事ですね。個人的にベストな60%前後の湿度を保つようにしています!
「私がこの子たちを見守ってやらねば!」
──「りお師のコレ推し!」のコーナーでは、『ブルーアーカイブ』についてお話されたとか。
今泉:そうなんです! エリ役が決まる前から好きな作品だったので、ようやく話すことができて嬉しかったです。ただ、語り尽くすには時間が全然足りなかった……(笑)。これからプレイする人もいると思うので、あまりメインストーリーには触れないように言葉を選びつつ、私の推しキャラについてお話しました。
──改めて、今泉さんの推し生徒を教えてください。
今泉:ネルちゃんがイチオシで、ノゾミちゃんも好きです。2人とも大好きなのですが、初期からいたネルちゃんの方が推している歴は長いですね。
──『ブルーアーカイブ』の魅力について教えてください。
今泉:ストーリーがすごく良いんですよね。生徒たちが所属している学校ごとにストーリーがあるのですが、学校によって抱えている問題や、生徒の悩みなども異なっていて。今まで頼れる大人がいなかった、そんな生徒たちのことを見守って支える存在がプレイヤーである先生(主人公)。これが、本当に格好良い大人なんです。
『ブルアカ』の世界においては、自分だけがしっかりした大人だから「私がこの子たちを見守ってやらねば!」という親心みたいなものが湧いてくるんですよね(笑)。
──そこにどんどん魅力的なキャラクターが登場してくるのですね。
今泉:そうなんです。あの子も良い、この子も良い……と、色々なキャラクターが好きになります。キャラクター一人ひとりを掘り下げたストーリーもとても良いんですよ。プレイしたら、必ず誰かにハマってしまうと思います!
演出も凝っていたり、絵柄もすごく可愛かったりするので、プレイしたことがない方はぜひやってみてください! ゲーム性もやさしめかと思いますので、ゲーム初心者の方にもオススメです。
──ちなみに、どういったきっかけで『ブルーアーカイブ』を始めたのでしょうか?
今泉:友達の星谷美緒ちゃんが勧めてくれたことがきっかけでした。それからネルちゃんという好きなキャラクターが出来て、一気にハマっていった形です。
──そして今泉さん演じるエリも実装されました! エリはお迎えできましたか?
今泉:はい、引けました! 100連くらいで出てくれましたね。同時期に実装されたカノエ先輩も欲しかったのですが、カノエ先輩が出たのは190連め。あと10連で天井だったので、天井まで引きました。……長い戦いでした(笑)。
──欲しい時ほど、中々お目当てのキャラクターが出ませんよね……。
今泉:そうなんですよ。欲しいキャラが出ないことが多いので、いつも見る景色だなと思いながらガチャを回していました(笑)。エリちゃんが実装されるまでにガチャを回すための石を頑張って溜めてはいたのですが、その前にあった4.5周年でかなり石がなくなってしまい……。エリちゃんの時のガチャでは天井に至るまでに石がなくなってしまったので、“大人のカード”を使わせていただきました(笑)。
──声優を担当しているご本人がガチャを引くとキャラが出やすい、というジンクスを聞いたことがありますが……。
今泉:聞きますよね!? 本人なのに中々キャラが出なくて「あれ? おかしいなぁ……」と思っていました(笑)。でも、何とかゲットできたので本当に良かったです。キャラを引けないと、キャラクターのストーリーも見ることができませんからね。エリちゃんをゲットしてすぐに好感度を上げて、キャラクターストーリーを見ました。
最近も、エリちゃんと同じ学校のワイルドハント芸術学院から新しい生徒さんたちが出て来ていますよね。また、私がセイナ役で出演している『ステラソラ』もリリースされるので、課金するか否かの瀬戸際に立たされています(笑)。
──『ブルーアーカイブ』にご出演されたことで、周囲から反響はありましたか?
今泉:お友達からたくさん連絡をいただきました! 『ブルアカ』の広告を見て「りおなちゃんのキャラがいたよ」と写真を送ってくださったり、普段あまりゲームをしない子からも連絡をいただいたりして、とても嬉しかったです。出演をきっかけに、普段は連絡を取り合っていない子と久しぶりに会う約束もできました。
──『ブルーアーカイブ』の輪が広がっているのですね。
今泉:元々、私の周りでは星谷美緒ちゃんしか『ブルアカ』をやっている人がいないと思っていたのですが、声優仲間ではない友達が実は『ブルアカ』ガチ勢だったことも判明しました(笑)。「りおなちゃんのキャラ、ガチャで引くよ」と連絡をくださって、今はエリちゃんの先生になってくれたようです。
私自身も以前から『ブルアカ』を遊んでいて、レベル自体はカンストしていたのですが、ガチ勢かと言われるとそうではないんですよね。まだ倒せない敵もいるので、『ブルアカ』の絆を深めて上を目指していきたいなと思います!
「とにかくWin-Winなんです」
──即興劇「耳をすませば・アナザースカイ」のコーナーでは、恒例の猫擬人化ヒロイン“りおにゃ”が登場しました。今回はどのようなイメージで演じられましたか?
今泉:りおにゃはツンデレ気味の猫擬人化ヒロインなのですが、今回のお題は「コタツでぬくぬく、「しあわせ~」なときの一言」だったので、今回はツンデレなしでリラックスしている姿を演じました。いつもはツンデレ要素を入れているんですけどね。
──これまで演じられてきた中で、りおにゃのご主人のイメージは固まってきていますか?
今泉:今泉自身がりおにゃの飼い主だと思っています(笑)。私が猫にされたら嬉しいことをイメージしながら演技していました。
──もう一つのお題「ブラックフライデーのバーゲンセールで、欲しいものをゲット!嬉しい一言」は、どのようなイメージで演じられたのでしょうか?
今泉:推しのグッズを安く買えた時を想像しながら演じました。「安く買えたなら実質0円だし、もう1個いけるな」みたいな、オタクならではの思考が反映されていると思います(笑)。
ただ、私はブラックフライデーで何かを買ったことがあまりないんですよね。買うとしても日用品くらいなので、今年は色々なものを買ってみようと思っています。
──ズバリ、今年の狙いは?
今泉:電動のアイマスクが気になっています。いつもアイマスクをして寝ているのですが、使い捨てよりも良いのではないかと思って。それに、温かくなるだけではなくてマッサージをしてくれる機能もあるんですよ。普段からゲームをしていて眼精疲労がすごいので、ぜひ欲しいです。
──お買い物をするときは、ネットショッピング派か店舗で実物を見て買う派、どちらですか?
今泉:私はネットショッピング派です。荷物が多いとすぐに帰りたくなってしまうので、ネットで買えるものはなるべくネットで買っています。普段買うのは、日用品や飲み物などですね。友達のショッピングに付いて行った時に可愛いものを見つけたら、小物などを買うことはありますけれど、自分で店舗に足を運ぶのはぬいぐるみを買う時くらいです。
──ぬいぐるみは特別なのですね。
今泉:やっぱり顔を見て選びたいですからね。2人ずつ両手に持って、”どちらが可愛いか選手権”を交互にしていくんです(笑)。5分くらいかけて選んでいます。
──また、今回は「りお師のもしもジョブ」と題して「もし声優になっていなかったら、どんなお仕事をしていましたか?」というトークテーマもありました。
今泉:デバッガーか、データ入力か、着ぐるみキャストとお答えしました。デバッガーと答えたのは、単純にゲームが好きだからですね。あと、情報系の高校に通っていたのでデータ入力はかなり早い自信があります! 着ぐるみは……あまり人と関わらなくて良いからですね(笑)。
適性を考えずに答えるならパティシエやお花屋さんと言いたいのですが、リアルで働くことを考えると、こういった職業が向いていると思います。
──逆に、声優という職業のどんなところが、ご自身に向いていると思われますか?
今泉:私、基本的に飽き性なんですよ。でも、声優のお仕事は毎日やることが違うので、ずっと続けられているのだと思います。常に努力しなければいけないという環境も楽しいんですよね。お仕事の中で大好きなゲームをプレイできることもあるので、とにかくWin-Winなんです(笑)。自分のやりたいこと、好きなことが毎日できるので、本当に声優になれて良かったと思います。
──最後に、ラジオを楽しみにしている視聴者の方にメッセージをお願いいたします。
今泉:早いもので、らしんばんラジオも次回が最終回となってしまいました。寂しい気持ちはありますが、最後まで楽しくお話させていただければと思います! あと、今回もタイムキープが上手くいかなかったので(笑)、最後の課題として次回リベンジしたいです。
定期的に皆さんのメールを読める機会も次回で最後なので、ぜひたくさんお便りを送ってくださると嬉しいです。皆さんのお便りを楽しみにしております!
【インタビュー・文:柴山夕日】