根本宗子が贈る60分の超速会話劇コメディ『Marriage Hunting』、開幕ビジュアル公開
2025年10月17日(金)より、月刊「根本宗子」『Marriage Hunting』が幕を開ける。今作は、昨年1月に「腑に落とす。」のタイトルで上演した小日向星一×根本宗子による会話劇だが、開幕早々に各所で大反響を呼び、2か月後の3月に“最速ブラッシュアップ再演”した異例の演目。再演も、全公演前売り・当日券まで完売となる大好評で幕を閉じた。
物語は結婚相談所を舞台に繰り広げられる男女の会話で展開するが、流れるように入れ替わる立場や時間を「60分」にまとめ上げ、なおかつウェルメイドなコメディという、まさに根本宗子のアンセムとも言える作品。
今回は日本語に加えて英語・韓国語上演も決定しており、英語公演には今年(2025年)1月に根本が上演台本・演出・訳詞を手掛けたミュージカル「ワイルド・グレイ」に出演していた東島京、2020年の別冊「根本宗子」第8号「Whose playing that “ballerina”?そのバレリーナの公演はあの子のものじゃないのです。(English ver.)」に出演したまりあが出演。韓国語公演には、最近日本での活動を始めたばかりというキム・ヨンフン、キム・ボギョンが出演する。
日本語公演には、オリジナルキャストの小日向星一はもちろん、根本自身も3度目の続投決定。昨年は15周年の一環で役者へ限定復帰していた根本だが、『Marriage Hunting』でも“日本語キャスト”として出演する。日替わりでゲストを招いてのアフタートークも開催されるので、こちらも要チェック。
また、幕開けに合わせて、今作品の世界観が存分に込められた開幕ビジュアルも公開された。ビジュアルを手掛けたのは、根本とも親交の深いスイーツアーティストのKUNIKA。アイシングクッキーで結婚式のウェルカムボードをイメージさせるビジュアルは作品を観た後によく見ると楽しい仕掛け満載。そして、各チームのイメージアイシングクッキーも公開。テーマパークのキャストのネームプレートのようなこちらも眺めているだけで公演が待ち遠しくなる。
そして、全キャスト6名(冒頭の写真)のビジュアルと、各ペアのイメージショット(下記)も公開された。
カメラマンの須藤絢乃が今作の根本演劇の世界観を写真に納めたショットは劇場でキャラクターたちにお目にかかれるのが楽しみになる写真ばかり。
言語を超える「わかり合えなさ」のおかしみ、それゆえの愛おしさが全編にあふれる『Marriage Hunting』。休日はもちろんだが、仕事や学校、一日の終わりにこそ、ぜひ劇場へ足を運んでみてほしい。
2025年10月16日にめでたく誕生日を迎えた根本宗子が、36歳1発目の作品に選んだ今作、ぜひご覧あれ。