道端でうずくまっていた『瀕死の野良猫』が、4年後…まさかの姿に涙が止まらないと47万再生「行動力に感服」「涙なくして見られない」
道端で出会った瀕死の野良猫を保護した日からの4年間の軌跡が、YouTubeチャンネル「雨宮家の日常」に投稿され、記事執筆時点で47万回以上再生されるなど注目を集めています。2匹の先住猫との対面や、妊娠していた元野良猫が出産して子育てする様子などが収められた本動画に、「感動して涙が止まりませんでした」といった声が上がっています。
瀕死の野良猫と出会う
とある日、人通りの多い道路の道端で衰弱しきった瀕死の野良猫を発見したという投稿主さん。顔回りはキズだらけで、人が通っても身を隠せずただうずくまっていたといいます。猫を保護して急いで病院に連れていった結果、顔回りのキズはヒゼンダニによる疥癬症で掻き壊してしまったものだったそうです。
処方された抗生剤をご飯に混ぜて与えてみると、元野良猫ならではのガツガツとした早食いであっという間に完食。日を追うごとにだんだん状態が良くなっていったといいます。
まさかの妊娠・出産…先住猫も子育てに協力
投稿主さん宅に正式に迎えられて「ビスコちゃん」という名前をもらった猫は、疥癬症が良くなったことをきっかけに先住猫さんたちとの初対面を果たしたのだそう。先住猫の「リズちゃん」「ぽっくん」は2匹ともビスコちゃんを受け入れてくれたといいます。
保護から少し経ったころ、なんとビスコちゃんが妊娠していることが発覚して4匹の子猫を出産したのです。ビスコちゃんは、リズちゃんとぽっくんの協力もあり、大変ながらも順調に子育てを頑張っていたといいます。
投稿主さんは子猫たちの成長のタイミングを見てそれぞれ里親さんを決めたものの、ビスコちゃんの精神を考えた末1匹の子猫を「サラちゃん」と名付け、自宅で飼うことにしたそうです。
幸せを掴んだビスコちゃん
手塩にかけて育ててきた子どもたちがいなくなってしまったビスコちゃんは、よく鳴くようになるなど精神的に少し不安定になった時期があったそうですが、リズちゃんやぽっくん、サラちゃんのおかげでだんだん落ち着いてきたのだといいます。
保護から4年が経ったビスコちゃんは保護直後の面影がすっかりなくなり、穏やかな表情で幸せそうな姿へと変貌を遂げたのでした。
こちらの投稿には、「今のかわいい二重アゴが幸せそうでほんわかしました」「ビスコちゃんは、おかーさんと、会うべき運命で会ったのね」「感動する映画を観たかのような、涙無くしては観られない」「涙腺崩壊しました…」「猫でもこんなに顔つきって変わるもんなんですね」などのコメントが寄せられています。
現在のビスコちゃんの様子は、YouTubeチャンネル「雨宮家の日常」の他の動画にて見ることができます。
写真・動画提供：YouTubeチャンネル「雨宮家の日常」さま
執筆：曽田恵音
編集：ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。