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2025年11月21日、岐阜県発祥のスーパーマーケット「バロー」が、横浜に関東初となる店舗をオープンした。

今後も関東エリアに積極的な進出を予定しているという。

岐阜出身の私にとって、バローは昔から身近な存在だが、今回は店内にあるベーカリー「北欧倶楽部」の魅力について語らせていただきたい。

ここのパンは安くておいしく、種類も豊富。私が子どもの頃の記憶では100円以下のパンばかりだったが、最近はやや値上げされてしまった。それでも他のベーカリーと比べれば断然リーズナブルだ。

今回、関東初出店を記念して（？）、岐阜出身の私が選ぶ「北欧倶楽部で食べてもらいたいパン5選＋α」をご紹介したい。

・私とバローと北欧倶楽部

気付いた時から家の近所に複数あったスーパー「バロー」。祖父母の家に向かう道にもあり、必ず立ち寄って買い物していたので、思い出深い場所だ。

子どもの頃から通い慣れたスーパーがこれから関東に展開していくことに、驚きと同時に、なんだか少し寂しい複雑な気持ちだ。古参として、推しアイドルがバズるのに似た心境かもしれない……。

寂しさからのちょっとした反抗心か、横浜のバローではなくわざわざ岐阜でバロー内にあるベーカリー「北欧倶楽部」のパンを購入してみた。

・厳選！ 北欧倶楽部オススメパン5選

地元の友人などのオススメも参考にしながら、久しぶりに店舗で購入してみたが、正直どのパンも魅力的で、選ぶのは難しかった。が、ここに挙げたパンはどれも安くて胸を張って美味しいと言えるものばかりだ。

では早速紹介していこう。

・目玉でポン（106円）

名前そのまま、目玉焼きが乗っているパン。

ハムとマヨも加わって、間違いない組み合わせだ。人気も5位と中堅の安定商品。

パンはちょっとあっさりめで、老若男女問わず愛される味だと思う。迷ったらコレを選べば間違いない。

・アルペンザルツの北欧塩パン（106円）

見た目は地味でロールパンと見間違えてしまうが、食べると印象が一変する。

しっかりとした塩味とバターの風味が口いっぱいに広がり、噛み締めるほどに甘みも感じるというギャップ萌え。見た目以上に満足感がある。

・アップルデニッシュ（106円）

昔と比べると値上げ気味だが、やはり北欧倶楽部は安い！　このアップルデニッシュもリンゴ1/2個が入っているのに、なんと106円。

デニッシュ生地とリンゴの間にはカスタードも入っており、満足感高め。

人気も2位と昔から愛されているおなじみ商品なのでぜひオススメしたい！

・ウインナーロール（ケチャップ）（106円）

これ昔よく買っていたな～。みんなが想像する定番の味だけど間違いないよね。

朝食にもおやつにもぴったり。

他のパンもそうだけど、とくにこのパンは温めるとさらにおいしい。

・海老カツバーガー（エビマヨソース）（279円）

こちらは地元の友人がオススメしていた比較的新しめの商品。

バンズがふわふわで、厚めの海老かつが食べ応え抜群な逸品。フライはサクサク、中にはプリプリの海老がごろっと入っている。

甘めのエビマヨソースも、海老の存在感に負けておらず、完成度が非常に高い。

・今月の新作パンも見逃せない

さらに、北欧俱楽部では、毎月新作のパンが登場しているのでそちらもチェック。

訪問した11月は、お芋のパンなど、秋を感じさせるものから、シナモン系やクリスマスに良さそうなものまで、新作の名にふさわしい季節を感じさせる商品たち。

その中で選んだのは、アーモンドとホワイトチョコのシナモンロール（171円）。

ホワイトチョコが贅沢にたっぷりかかっている。

ひと口頬張ると、パリパリのチョコとシナモンが口いっぱいに広がり、あまうま～。

スタバやIKEAのようなシナモンロールもいいけれど、絶妙なバランスの北欧倶楽部のものもぜひ食べてみてほしい。コーヒーとの相性も抜群。

・推しの全国進出を応援したい

やっぱり北欧倶楽部のパンは、リーズナブルなのに専門ベーカリーにも負けないおいしさと種類の豊富さが魅力だ。

岐阜出身としては、地元のスーパーが全国区へ広がっていくことに少し寂しさもある一方、関東でも北欧倶楽部のパンが食べられるのは正直うれしい。

関東の人にはまだ馴染みがないかもしれないが、バローに行ったらぜひ北欧俱楽部をのぞいてみてほしい。懐かしい昭和の菓子パンのような味に出会えるかもしれないし、新しいお気に入りが見つかるかもしれない。

・今回訪問した店舗の情報

店名　バロー横浜下永谷店
住所　神奈川県横浜市湊南区下永谷5-2-1
時間　10:00〜20:00

参考リンク：スーパー バロー
執筆：夏野ふとん
Photo：RocketNews24.