上越市鴨島2の「匠・小山住建」が破産申請へ 負債総額は約3億円
東京商工リサーチ高田支店によると、新潟県上越市鴨島2の建築工事業「匠・小山住建」が2025年6月30日付で営業を停止し、弁護士に事後処理を一任した。今後、破産申請を行う予定。負債総額は約3億円。
同社は1995年に個人経営で創業後、2005年4月に設立された。「長く親しまれる味わいと上越地方での快適な暮らしを生みだすデザイン」などをテーマとした家作りを展開し、2017年3月期は4億2503万円の売上高を計上した。その後、競争激化や新型コロナウイルスの流行、木材価格や物価の高騰などで業績が低迷し、債務超過の状態が続いていた。このため資金繰りにも苦慮する状況が続き、事業継続は困難と判断した。