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放任竹林が幻想的な“和風”イルミネーションに!「天空の竹あかり」/静岡市

アットエス

夜空の下で灯る、優しい明かり。花の模様や扇形に組み立てた展示、三つ葉葵の家紋も!これは、今、開催中の竹あかりのイベントです。

今回紹介するのは、全国的に問題となっている放置された竹を有効活用する素敵な取り組みです。

竹あかりを制作しているのは、静岡市の麻機(あさばた)地区で活動している団体、「アカリノワ」。
竹あかりの制作を始めた理由、それは…

アカリノワ 大村大輔代表:竹が放置されちゃうんだったら、利活用したいと考えていました。

全国的に問題となっている放任竹林……。放って置くと、土砂災害などの危険が及びかねません。そこで竹あかりの制作を始めたそうです。

静岡今回初めて、パルシェと静岡市と連携し、イルミネーションイベントを開催しました。

パルシェ施設管理部 施設課 増田喜義係長:放任竹林の問題をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いでこのイベントを開催することにしました。

お客さん:キラキラしている星空みたいな感じ。(放任竹林が)こんなに役に立つとは思わなかった。

制作には静岡商業高校の美術部も協力。学生が、放任竹林問題について学ぶ機会も作りました。

アカリノワ 大村大輔代表:きれいだねという感動だけじゃなくて、イベントが終わったらこの竹あかりを炭とかチップにして田畑に野菜作りに使っているので、そういう循環型みたいなものだよというところを知ってもらいたい。

優しく灯る竹あかりには、たくさんの思いが込められています。

※イベント(期間:2024年1月19日(金)〜2024年3月10日(日))

(2024年2月24日放送)
 

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