「これは分かりやすい！」政策活動費の代わりにクレカ活用を提案
寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』（文化放送・月曜日～金曜日 午前5時00分～9時00分）が10月11日に放送。金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏と、自民党の公約について意見を交わした。
寺島アナ「自民党はきのう、衆議院選挙の公約を発表しました。公約は「ルールを守る」「暮らしを守る」など6本柱で構成しています。党が所属議員に支給する政策活動費については、派閥の政治資金規正法違反事件を踏まえ「将来的な廃止も念頭に」あり方を検討すると明記しました。公約の原案で政策活動費は「透明性の確保」を図るとの表現にとどまっていましたが、より踏み込んだといいます。政活費の監査に関する第三者機関設置のほか、調査研究広報滞在費（旧文書通信交通滞在費）の使い道の公開や未使用分の国庫返納なども明記しました。政策活動費は将来的な廃止も念頭にあり方を検討するとしていますが、内藤さんこれはどういう印象お持ちですか？」
内藤「なんかズレてますよね。政策活動費は、要は必要経費なわけでしょ。別に必要経費は使っていいんですよ。問題は、使い方が不適切であったり、ちゃんと帳簿が管理できないことが悪いので、前々から申し上げている通り、政治家には、クレジットカードを1つ指定して全部そこから引き落としてもらう。それで、常にWebなどでチェックできるようにして、おかしなことがあれば、その分のお金は戻してくださいというふうにすれば済むだけの話です」
寺島「これは分かりやすいですよね。いちいち領収書をもらうんじゃなくてね。クレジットカードなら、どこに使ったか分かりますもんね」
内藤「だって普通の民間業者には、電子帳簿保存法とか何とか義務付けているんですよ」
寺島「そうですよね」
〈出典〉
自民党、衆院選の公約発表…政策活動費は「将来的な廃止も念頭に」 : 読売新聞
