【2025年】手土産にピッタリの限定品も!羽田空港で持ち帰る、ご褒美スイーツ
1万個以上のパンを食べ歩いた旅するパンマニア・片山智香子です。
同時に羽田空港も大好きなので、飛行機に乗る予定がない時でも、かなりな頻度で通う“羽田空港マニア”でもあります。第1ターミナルから第3ターミナルまで、面白いスポットはできていないか?新しい商品はないかと巡るのがいつものルーティン。
そんな羽田空港マニアの私がオススメする、羽田空港限定品や自分へのご褒美スイーツを紹介しますね。
【バターバトラー】羽田空港限定「バターチーズテリーヌ」
国内でつくられたバターとマスカルポーネチーズで仕立てたテリーヌ。土台にはピスタチオのケーキ、テリーヌの中には、国産林檎のプレザーブという組み合わせで、羽田空港だけでしか手に入らない限定商品です。
ちなみに、テリーヌとはフランス語で陶器や鋳鉄で出来た蓋つき容器を意味する言葉で、その容器を使って調理した料理やデザートを指します。
バターとマスカルポーネという濃厚な組み合わせなのに、不思議なほどしつこくなく、軽やかささえ感じる口あたり。スッと歯が入り、舌の上で儚く溶け、飲みこむ瞬間までマスカルポーネの旨みが続きます。
りんごのシャキシャキ食感もいいアクセントになっていて、後から追いかけてくるピスタチオの味わいが口の中で広がります。なにより、マニア心をくすぐるのが、パッケージ側面のロゴデザインの中に、クローシュから飛行機が飛び立つイラストが描かれているところ!
そんな遊び心あるデザート、手土産に持って行ったら喜ばれること間違いなしです。
【KAMAKURA 茶の福】「お抹茶ショコラサンド 茶の福」
鎌倉うまれの菓子屋「鎌倉五郎本店」と、天保七年創業茶舗「矢野園」が出会い誕生したお抹茶スイーツ専門店「KAMAKURA 茶の福」。
ブランドの代表作である「お抹茶ショコラサンド」は、マカダミアナッツと宇治抹茶を練りこんだ抹茶の風味豊かなクッキーに米パフとアーモンド、くるみを練りこんだ厚切り抹茶ショコラをサンドしています。
ザクホロ食感のクッキーからは、風味豊かな抹茶の味わい。同時にミルキーさも感じるので、やさしい甘みがまるで、抹茶ラテのような味わいでもあります。
サンドされている抹茶ショコラは口あたりなめらかで、米パフが入っていることによりエアリーさも。パッケージの上部にかかれた鹿のイラストもとってもキュート!個包装なので、ひとつずつ配るお土産としてもぴったりです。
【東京ミルクチーズ工場】羽田空港限定「ミルクチーズブッセ」
厳選したミルク、良質のチーズ、お菓子職人たちが、日本中、世界中から集めてきた材料でこれまでにない自分たちにしか作れないお菓子を作りたい。新しい材料の組み合わせを毎日考え、驚きとおいしいお菓子を提供する創造性あふれる工場をコンセプトにしている「東京ミルクチーズ工場」。
ミルクチーズブッセは、北海道産小麦のブッセ生地でカマンベールチーズで仕立てたチーズクリームをサンドしていて、パッケージには飛行機をモチーフにちりばめた空港をイメージしたデザインになっており、羽田空港でしか購入できない限定商品。繁忙期では、売り切れになることもあるほど人気なスイーツです。
やわらかいブッセ生地は、ふんわりしているのだけれど程よい噛みごたえもあり、間にサンドされたチーズクリームからは、ほんのり塩味も感じます。カマンベールチーズのコク、ブッセの甘みがあいまり後ひくお味。自分へのご褒美にも食べたい一品。
【三本珈琲x京都祇園 仁々木】羽田空港限定「翼もなか」
横浜で1957年に創業した「三本珈琲」と京都祇園に本店を構える和菓子店「仁々木」による羽田空港限定のコラボ商品で、挽きたての珈琲豆の風味をそのまま最中種に閉じ込めた新感覚の最中。
「三本珈琲」のブラジルブレンドコーヒー豆を使用した最中種のなかには、酸味引き立つマンダリンコンサントレとホワイトチョコのガナッシュ、ふっくらと炊き上げた北海道小豆の粒餡がサンドされています。
封を開けた瞬間からコーヒーの香りが鼻腔をくすぐります。最中の天面に書かれた「翼」という文字がマニアとしては萌えポイント。最中種の生地は軽くエアリーな口あたり、チョコとあんこという異なる甘みが最中種の中でよいハーモニーを醸し出していて、それらを包み込むコーヒーの味わいに、まろやかささえ感じます。ひとつで何度も味わいを楽しめる最中です。
【ビチェリン】「バーチ・ディ・ダーマ」
イタリア語で「バーチ・ディ・ダーマ(Baci di dama)」は、「貴婦人のキス」という意味があり、トリノの伝統的な焼き菓子です。アーモンドプードルで焼いたクッキーにチョコレートをサンドし、サクサクとした食感が特徴的。形状がキスマークに似ていることからその名前が付いたと言われています。モンドセレクションで選ばれたりするほか、2016年の伊勢志摩サミット、2019年の大阪サミットにおいて、日本政府から各国首脳へのおもてなしの品として選ばれたのだそうです。
プレーン、芳翠園抹茶、エスプレッソ3種類が入っているのですが、全てに共通しているのはバターの甘み。それに加え、「プレーン」は、ヘーゼルナッツのペーストを練りこんだチョコレートが使用され、さっくりホロホロとした食感ながら口どけはなめらか。
「芳翠園抹茶」には、伊勢神宮神宮司庁御用達の芳翠園の茶葉、チョコはホワイトチョコを使用していて、抹茶の渋みがクッキーやチョコの甘さにいいアクセントになっています。「エスプレッソ」は、抹茶とはまた違ったほろ苦さを感じ、ビターなチョコを使用しているので大人な味わいに。 3種類が2個づつ入っているので、色々な味を楽しめるのも嬉しいところです。
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パッケージに空港ならではのイラストが描かれていたり、限定なものも多い羽田空港のお土産。他の店舗では行列ができるブランドも羽田空港では購入しやすかったりと実は穴場だったりもします。手土産はもちろん、自分へのご褒美として購入しても気分が上がること間違いなしです。
※取材時点の情報です。予告なく内容が変更となることや販売終了となることがございます。また、価格はすべて税込です。
※現在、時間を短縮して営業しております。最新の営業時間は羽田空港HPよりご確認ください。