IDA、ドローンによる夜間薬剤散布サービスを開始
一般社団法人国際ドローン協会(以下、IDA)は、ゴルフ場や農業施設を対象とした新サービス「ドローンによる夜間の薬剤散布サービス」を発表した
約10年以上にわたる散布業務の経験から夜間の薬剤散布サービスの技術と法的な許可申請を確立した。本サービスは、夜間に精密な薬剤散布を行うことで、施設の稼働時間を確保しながら、作業効率を大幅に向上させることが可能だという。
特に、ゴルフ場や公園、農地、果樹園、松林など、昼間の作業が難しい施設に最適であり、日中の散布に伴う植物への日焼けリスクを低減し、猛暑の影響を最小限に抑えることができる。また、超精密散布技術を用いることで、薬剤の飛散(ドリフト)を最小限に抑えながら確実な効果を実現し、コストダウンも見込まれる。
さらに、これまで人力で薬剤を散布していた従業員の被曝を最小限に抑え、健康リスクの軽減にも寄与する。この夜間散布サービスは、安全性と効率性を両立し、施設運営者や農業従事者の負担を大きく軽減するという。
今後、ゴルフ場や農地のメンテナンスをさらに効率的かつ安全に行いたい施設管理者にとって、大きなメリットとなるとしている。
IDA