明治時代の歴史あるお雛さまなどを展示 赤穂市立民俗資料館「お雛さま展」 赤穂市
赤穂市立民俗資料館で2月9日より収蔵品展「お雛さま展」が開催されます。会期は3月21日まで。
現存する日本最古の塩務局庁舎として、また明治の洋風建築の意匠・工法に優れた価値の高い建物として、118年の歴史を持つ兵庫県重要有形文化財指定の同館。会期中は七段飾りのものをはじめ、江戸、明治時代の歴史あるお雛さまや市松人形も多数展示されます。
また、神戸在住の仏画家である豊田和子氏の作品も同時展示され、展示会に華を添えます。
住環境や時代の変化にともない、お雛さまを飾ることも少なくなってきた今の時代だからこそ鑑賞したい大切な文化である雛人形。
江戸時代のお雛さま御殿雛など、貴重なものばかりで見ごたえがある同館の春の訪れを感じる空間で開催される展示会。担当者は「時を経ても変わらない日本の伝統を感じていただければうれしい」と来館を呼びかけています。
<記者のひとこと>
お雛さまの歌に込められた古の人たちの思いを感じながら、日本の文化に触れる展示会。歴史ある建物に訪れるだけでも価値ある訪問となりそうです。
開催日
2025年2月9日(日)~3月21日(金)
場所
赤穂市立民俗資料館
(赤穂市加里屋805-1)
入館料
大人 100円、小人 50円(ココロンカード持参で無料)
休館日
水曜日
駐車場
あり(無料)
問い合わせ
赤穂市立民俗資料館
0791-42-1361