夫がメンエス嬢とゲス不倫!サレ妻がとった驚きの行動「相手の“職場”に入店したんですが…」
「妻の妊娠中に夫が不倫した」という話、残念なことによく聞きますよね。10年近く経った今でも、第一子の妊娠中にされた夫の不倫がトラウマだというユイさん(32歳)もその一人。 夫の不倫を知って、不倫相手とコンタクトを取り職場にまで乗り込んだというユイさんに壮絶な体験を聞きました。
「友人」と飲むと嘘を吐き…食事デート→自宅でお泊まり
当時私は妊娠6カ月を過ぎたころ。安定期に入り、幸いつわりも落ち着いて体調が安定していたタイミングだったので、夫に外泊を伝えてオタク友達とのお泊り会に遊びに出かけました。
「楽しんできて!」と、やけに上機嫌で送り出してくれた夫。彼は私の留守に合わせて友人と飲みに出掛けることを予定しており「もしかしたらそのままウチに泊めるかも」とも聞いていたので、それがよほど楽しみなのだろうと思っていました。
……が、実際は女性と食事デートをし、彼女を自宅に連れ込んで一晩を過ごしていたんです。
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不倫相手はまさかのエステ嬢!
不倫相手は、なんとメンズエステ嬢。後々わかったのですが、夫はこの店に月1以上通う常連客でした。裸に紙パンツ1枚という情けない格好になり、嬢が行う際どいマッサージにどっぷりハマっていました。
毎回指名はせず、色んな嬢に「食事に行こう」といわゆる店外交渉を持ちかけており、たまたまその誘いに乗ってきたのがこの不倫相手の嬢だったというわけです。
SNSのDMでやりとりをし、店外デートの約束を取り付けて食事→ドライブ→自宅でお泊まり、という流れでした。
今思うと、不倫相手も結構な貞操観念の低さ。一度来店しただけの、指名ですらない客の誘いをOKして無償で店外デート、さらに自宅へ上がり性行為をして一晩って……それが初デートって……ちょっと考えられません。
よりによって、私が独身時代に使っていたベッドで“こと”に及んでいたと知ったときの、心臓が跳ねて震えが止まらなくなるあの感覚はきっと一生忘れないでしょう。
行為中の録音を発見。決定的な証拠に
夫のスマホからは、行為中の写真が数枚と、行為の一部始終を収めた録音データが見つかりました。
見たくないのに見てしまう、聞きたくないのに聞いてしまう苦しさ。夫の興奮した様子と知らない女の嬌声が流れ続ける約1時間の録音データは、それはもう地獄のようで。「この女のほうが私よりずっと魅力的なんだ」って言われている気がしてなりませんでした。
夫からの謝罪も受け入れられず、ご飯は喉を通らず、夜は眠れず、泣いてばかり。妊娠中だったので怒りや悲しみを何かにぶつけて発散することもできず、ただただベッドに転がるだけの日々を過ごしました。
不倫相手が被害者ムーブ「遊ばれちゃうんです」
いてもたってもいられず、不倫相手の嬢にDMでコンタクトをとることに。「貴女が◯月◯日に会っていた◯◯の妻です」と。
すると夫は既婚者であることを隠していたようで「とても信じられない」という返事が。
彼女は夫が既婚者かつ妻が身重と知り、激怒。私に全面的に協力したいと申し出て、どこの店で食事をしたか、我が家で座った場所、触れたもの、どんな行為をしたかなど事細かに教えてくれました。
ただ、「奥さんは一生忘れることがないと思うと申し訳ないです」と送ってくる一方で「このままセフレになるのも嫌だった」とか「こんなだから私いつも遊ばれちゃうんですね」とかも送ってきて……いや、不倫されて傷つく妻に向かって、その被害者面ムーブ”はなくない!?
極めつけは出産後。「出産おめでとうございます!」というDMが届きました。誰目線?
不倫相手の職場に潜入を決意
そうこうするうちに「貴女も加害者なんだからね? わかってる?」という気持ちのほうが大きくなっていく私。そこで、彼女が働いているメンズエステに入店するという強硬手段に出ました。
不倫相手を確かめたいという気持ちはもちろん、自己肯定感がどん底に落ちていたので、同じ店の面接に受かれば「私の容姿レベルは不倫相手に劣ってない!」と思い込みたかったんです。
そして迎えた私の出勤初日、店内で彼女の源氏名が入った私物を見つけることに成功! でも、それを見て感情が爆発。「夫と不倫した女の私物が目の前にある…!」それだけのことなのに、不倫が発覚したときのような動悸と吐き気がこみあげて、苦しくなってしまいました。
いざお客が来ても「夫は不倫相手にこんな施術をされていたんだ……」と苦しさに拍車がかかり、結局1日で退店。不倫相手の顔も見れずじまいで、心にさらなるダメージを負っただけでした。今思うとバカなことをしたと思います。実際に顔を見れていたら、どうなっていたことやら……。
“サレ妻”になったトラウマは消えない
結局この不倫以降も夫の浮気グセは治らず、数年経って離婚に至りました。
あのときは女性として「負けた」「選ばれなかった」ような感覚が本当に悔しくて苦しかったけど、今となっては不倫相手の顔もどうでもいいし、自分と比べてしまう気持ちも、執着もありません。もちろん夫への気持ちもゼロです。
だけど、ある日突然“サレ妻”になったトラウマは、一生消えることはないと思います。
(くらげ/ライター)