「俺、人形遊びが下手でさ...」育児に真面目すぎる夫が愛おしい!SNSで話題の育児コミックエッセイに注目
パートナーと育児をする中で、「この人と子どもを育てられて良かった...」と思ったことはありますか?
コミックエッセイ『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』の作者・まぼさんは、X(旧Twitter)で11.5万人(2025年2月現在)のフォロワーに支持される人気漫画家。そんな彼女の夫・びぼちゃんが、息子よいたんと娘しおさんへ向き合う姿勢を描いた「まじめ育児」のエピソードをご紹介!作者・まぼさんにもお話を伺いました。
「まじめ育児」のエピソードは...
まぼさんと夫・びぼちゃんは出会って9年ほど。子どもが産まれて多少(?)関係性の変化はあったものの「子どもたちの父親がびぼちゃんで良かった」と感じているといいます。
中でも「育児にまじめなところ」は、素敵に感じるそう。
「自分だけのゲーム機がほしい」とねだる息子に、まぼさんは「お年玉を貯めな」と言いますが、びぼちゃんは「今こそ経済を教えるチャンス!」とまだ幼い子どもたちにお金の仕組みを教え始めます。
さらに、あるヘトヘトな朝。寝不足な状態で朝ごはんを準備するまぼさんに、びぼちゃんは「ここで2人の人的リソースを割くことはない」「部分最適より全体最適をとっていこう」と言ってまぼさんを寝かせてくれるのでした。
子どもたちを送って帰宅したびぼちゃんは、珍しくため息。まぼさんが「今朝大変だった?」と声をかけると...
「最近よいたんの求めている遊びのクオリティに追いつけていない気がする」「人形遊びのクオリティを上げる、それが今の俺の父親としての課題かな」と真剣に悩むびぼちゃん。そんな様子を見てまぼさんは、「真面目なアホなのか...?」とそっと思うのでした。
著者・まぼさんに聞きました!
──あまりの真面目さに笑ってしまいましたが、素敵なパパですね。このエピソードを書こうとしたきっかけは何ですか?
まぼさん:夫は私よりも育児に熱心で、平日の昼休憩中に二人でランチをしている時も基本は育児の話が中心になります。その姿を漫画にしたいなと思ったことがきっかけです
──「部分最適より全体最適」と言いながら、率先して子どもたちの世話に動いてくれる様子に、お仕事もできる方なんだろうなと思いました。
まぼさん:日々生活の中で飛び交う夫のビジネス用語に「ん??意味わかんねーけどそれって育児で使うの?」みたいに思うことがあり、ネームを描く中で「これがこの人の育児スタイルなんだ」と気がつきました。
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思わずくすっとする、まぼさんとびぼちゃんの会話。互いを理解し合い、尊敬し合う2人だからこそ、大変な育児も楽しむことができているのかもしれません。