楽天市場で売ってた「養鶏場で作られた餃子」を食べてみたら…プロの力が凄すぎた
おいしい餃子って、中華料理の専門店で販売されているものだと思っていた。実際、大体の中華料理店で出される餃子はハズレのないおいしさである。
しかし今回見つけた餃子は、一見餃子とは無縁そうな意外な場所で発見したもの。その場所とは……養鶏場だ。
・養鶏場の餃子
その餃子が販売されていたのは、楽天市場にある「櫛田養鶏場」というショップ。
今回は30個入りで税込1500円の商品を購入した。なお、おひとり様1回限りの価格とのこと。
こちらの餃子、なんと肉だねに名古屋コーチンが使われているそうだ。確かに原材料名にもバッチリ「鶏肉」って書いてある。
名古屋コーチンと言えば、全国的に有名なブランド鶏じゃないか……! 筆者は以前この鶏肉を食べたことがあるのだが、とんでもなくおいしかったのを覚えている。
あのおいしさをもう一度味わえるのは嬉しすぎる。さっそく調理してみよう。
焼き方は普通の冷凍餃子とほとんど同じだ。油を引いたフライパンに餃子を並べ、水を入れてしばらく蒸し焼きにすれば……
ふっくらとした餃子が完成!
底面にはしっかりと焼き色がついていて食欲がそそられる。熱々のうちに口の中に入れてみると……
────めちゃくちゃガッツリした味だな!?
一瞬で口の中に広がったのは、強いニンニクの風味。
鶏肉の味はさっぱりしているのが特徴だと思っていたのだが、この餃子の味は豚肉の餃子と同じくらい濃厚だ。
何個食べても全く飽きない味になっている。一般的な豚肉の餃子の中にこっそり紛れていても、多分気が付かないと思う。
その理由は、一般的な餃子よりもニンニクを多めに入れているからだそう。このおかげで鶏肉が持つ風味や旨味がさらに増しているんだそうだ。
食感もふわっふわで、いい意味で鶏肉を食べているとは思えない仕上がりだった。鶏肉ってこんなに柔らかくできるんだ。
唯一 豚肉の餃子と違うところは、噛んでも肉汁がほぼ出ないこと。
物足りないと思う方もいるかもしれないけれど、胃もたれしやすい筆者にとっては大変ありがたかった。ガッツリ食べても不快感が来ないの、嬉しい!
・プロってすごい
なんでもこちらの餃子、「何度も試作を重ねて作った力作」だそう。鶏のプロが本気で餃子を作るとこうなるんだなぁ。
ということで養鶏場の餃子は、豚肉の餃子にも負けないくらいのポテンシャルを秘めたとってもおいしい餃子だった。
ひと口サイズのかわいい餃子からニンニクがガッツリ効いた強めの味が出てくる体験は、一度食べたらなかなか忘れられないと思う。気になった方は、一度試してみて損はないはず!
参考リンク:楽天市場
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.