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「松井ケムリはグルーヴを理解してる」Zeebraが明かす赤坂サイファー『サンダーボルツ*』REC秘話

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「松井ケムリはグルーヴを理解してる」Zeebraが明かす赤坂サイファー『サンダーボルツ*』REC秘話

Zeebraが語る! 赤坂サイファーと『サンダーボルツ*』

マーベル・シネマティック・ユニバース最新作にして、MCUの新たな歴史を刻む『サンダーボルツ*』が、5月2日(金)より全国公開中。マーベルきってのヒーローチーム、アベンジャーズと違って、最強でもなく過去に傷を持つ“クセ強な無法者”たちの活躍を描く超話題作だ。

『サンダーボルツ*』© 2025 MARVEL

すでに映画館で鑑賞した観客から絶賛の声が続々と挙がっている『サンダーボルツ*』は、TBSのバラエティ番組 『ラヴィット!』内で結成されたヒップホップ・グループ「赤坂サイファー」によるインスパイアソングの制作発表も話題に。しかも、本企画のプロデューサーおよび楽曲制作をレジェンドラッパーであるZeebraが担当するということで、その注目度は映画の枠を超えてお茶の間に広く浸透していた。

さらに30日(水)の 『ラヴィット!』では、赤坂サイファーがインスパイアソング「NOT GIVING UP.」の生パフォーマンスを披露。メンバーから見取り図、ロングコートダディ、松井ケムリ(令和ロマン)、酒井健太(アルコ&ピース)が参加し、迫力あふれるラップを披露しスタジオを大いに沸かせた。

『サンダーボルツ*』© 2025 MARVEL

このたび赤坂サイファーの生パフォーマンスの熱気も冷めやらぬなか、その勇姿を見守ったZeebraにインタビューを敢行。『サンダーボルツ*』をはじめとするMCU作品の魅力や、「NOT GIVING UP.」制作秘話などたっぷり語ってくれた。

「女性キャラクターがMCUを別の次元に引っ張ってくれている」

―Zeebraさんは以前からMCU作品がお好きとのことですが、お気に入りの作品を1つ挙げるとしたら?

自分がそこから絡ませてもらったということもあるんですが、やっぱり『ブラックパンサー』は世界観も含めてすごくカルチャーと直結しているというか、それはものすごく感じました(※『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のインスパイアソングをSKY-HIと共に手掛けた)。アフリカに“とんでもない未来都市がある”みたいな感じもすごく面白いと思うし、やっぱりヒップホップは黒人文化の延長線上にあるので。例えば人類の起源がアフリカにあるとか、そういうことは若い頃から興味を持って勉強してきたつもりなんですけど、そういったものまで感じるというか。これは毎作品ですけど、とにかく“設定のすごさ”かな。

―その4~5曲の中から選ぶのも大変だったのでは?

うん、そうですね。今日の生放送でも“2000年くらいの感じ”みたいなことを言ったと思うんですけど、確かにその感じはありつつも、じつは他のビートはもっとその要素が強かったんですよ。その中でも比較的ちょっと今っぽいニュアンスが多いビートを選んだので、もしかして他のビートを選んでいたら、だいぶクラシックな曲になっていたかもしれないですね(笑)。

―Zeebraさんがインスパイアソングを担当された『ブラックパンサー』は、ケンドリック・ラマーなどがサウンドトラックに参加しています。もし『サンダーボルツ*』にハマりそうなヒップホップの曲を挙げるとしたら?

日本のヒップホップだったら自分の世代の仲間で、それこそ<雷(KAMINARI)>っていうグループがあるんですよ。彼らはある意味、うちら世代の<アベンジャーズ>みたいな、ソロだったラッパーが集まって結成したグループ。当時のスーパーグループみたいな感じだったんです。だから雷の曲はハマりが良さそうだなって気がするかな。

『サンダーボルツ*』© 2025 MARVEL

「サンダーボルツは“傷あり”な人たち。その想いにキュンキュンさせられる」

―MCU作品では過去にも様々なチームが活躍してきましたが、『サンダーボルツ*』の“チームならではの魅力”とは?

サンダーボルツ*は、みんな“傷あり”な人たちじゃないですか。それが本当に特殊だなっていうか。“アベンジャーズになりたい”っていうのは今までにも色々あったし、『デッドプール&ウルヴァリン』でも「アベンジャーズに入りたい」って、あったでしょ?(笑)。 ああいう感じで、“みんなが目指すもの”っていう大前提として、サンダーボルツ*も「そういう風になれたらいいかな……」みたいな、ちょっとずつ淡い想いを持っている人たちの集まりみたいな感じで。あれはもうキュンキュンしますね、「俺もマジでなりてーし」って思った(笑)。

『サンダーボルツ*』© 2025 MARVEL

―それでは最後に、そんな『サンダーボルツ*』のZeebraさん的な見どころを教えていただけますか。

やっぱり今回ホントに、赤坂サイファーの皆さんじゃないですけれど、“突然現れた自分の役目”とか、それに対して自分なりに気合を入れ直して、そこに向かう感じっていうか。人生の中で、そういう時ってたまにあるじゃないですか。だからそういう局面になった時に、「アイツらもあそこでバリッとしてたしな」っていう風に……うん、思ったりできたらいいな、なんて思いますね。

『サンダーボルツ*』は5月2日(金)より全国公開中

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