お芋掘ったどぉ~!清里中の生徒 地域の人や園児とサツマイモの収穫
地域の人たちに教わりながらサツマイモを育ててきた上越市立清里中学校の生徒が10月7日(月)、地域の人や地元の園児たちと一緒に収穫しました。
サツマイモを収穫したのは清里中学校の全校生徒45人と、地元 武士集落の女性たちでつくる「武士グランマーズ」の3人、きよさと保育園の園児21人、高田特別支援学校の生徒1人です。
生徒はことし6月、武士集落の人たちに植え方を教わりながら、きよさと保育園の園児といっしょに学校の畑1アールで紅あずまとシルクスイートの2種類を育ててきました。
この日は、はじめに中学生が「武士グランマーズ」からカマの使い方を教わりながらツルを取ったあと、園児などと一緒にサツマイモ、およそ900本を掘り出しました。
園児
「掘るのが楽しかった」
中学生
「疲れた。サツマイモを折らないように掘るのが難しい」
中学生
「去年のサツマイモより大きい。なかなか日常生活で地域の人と交流がないので貴重な体験。楽しい」
武士グランマーズのメンバー
「ひ孫ぐらいの子供たちとやってる感じで楽しい」
清里中学校では地元の人たちと交流しようと、去年からサツマイモの作り方を教わっています。ことしは苗を去年より深く植えたことで実が大きく育ちました。
清里中学校 黒田 陽子 校長
「いろいろな学校での活動が将来の自分の生き方や地域にどんな影響を与えていくのか考えながら子どもたちが育つとうれしい。なかなか3世代が交流するのは気薄になっている。この地域では1つになっているのでこういう時代が長く続いてほしい」
この日は中学校の隣にある老人ホーム「みねの園」の入所者が芋掘りのようすを見守りました。
サツマイモは11月に園児たちにプレゼントするほか、中学校のオリエンテーションで焼き芋などにして全校生徒で食べる予定です。